北海道の最西端の尾花岬。せたな町にあります。

2022年10月25日にドローンを使い撮影しました。

 

 

岬の周囲には断崖が連なる非常に険しい海岸線となっています。北海道道740号北檜山大成線は太田トンネルで通過しており岬には南側の太田地区または北側の船隠し岬から徒歩で行くしか方法がありません。舟渡は断崖と荒波で船を着けることが困難で行われていないとのこと。

 

 

 

現在、北海道では最も到達困難な岬ではありますが昭和の50年代には営林署(現在の森林管理署)職員が通る専用の道が谷沿いにあったそうです。当時は道の途中から尾根を上りロープを使い尾花岬に降りたそうです。

 

 

しかし現在、谷沿いの道は起点が分からないし、道自体も今は山に帰りヒグマやマムシの巣窟になっているそう。尾根の先端は切れて断崖になっており岬には辿り着けません。鵜泊側の海岸線から、かつて道があった谷を登り、尾根を高巻してロープを使い、下って岬の先端に到達するのが無難な方法に思われます。

尚、ネット上で唯一成功して尾花岬に辿り着いているのは、2023年4月現在太田側から数々の断崖を乗り越えて到達しているクライマーの人達だけです。記事を見る限り危険すぎて一般人では限りなく難しいと思われます。

 

 

私は太田トンネルを抜けた鵜泊側「船隠し」でドローンを揚げています。ゴロタ石の海岸線を歩き「三九郎歌」を超えて「尾花岬」に・・・海岸線でも当然ながら人家は皆無でヒグマやマムシに遭遇の恐れがあり、落石または滑落の危険もあります。それでも「尾花岬」に到達したい方は自己責任でお願いします。当ブログの管理人は一切の責任を負いません。