後志の南、日本海に面した寿都町に歌棄地区はあります。
国道229号線から磯谷方面を望む。
だいぶ春らしくなってきた。車道の雪は解け路肩の雪も汚くなってきました。
ニシン漁で財を成した網元「橋本家」の邸宅（旧鰊御殿）は蕎麦屋に改修されていました。
国道を挟んで海側には祠と民謡、江差追分の本唄の一つである「忍路高島およびもないが せめて歌棄磯谷まで」の一節が刻まれている石碑が立っています。
寿都湾の向こうには寿都の町と先端は弁慶岬が見えますね。日差しもだんだん暖かくなってきました。
寿都町・・・後志総合振興局管内にある人口約2700人の小さな町。道民でも町の名を聞くことはめったにないマイナーなイメージです。しかし2020年8月に高レベル放射性廃棄物（核のゴミ）最終処分場建設の調査（文献調査）に応募。一躍その名を全国に知られることになりました。そんなことで有名になってほしくないんだよね～～ホントは！！