本格的に冬の寒さを感じるようになりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、花園禅塾では臘八大接心も円成を迎え、お正月に向け、法儀実習で大般若を行いました。
大般若はお正月に行われることが多いですが、お正月に限った行事ではありません。その年一年の幸福と平穏を願うという意味があります。
大般若と言われて思いつくのはこの写真のように大般若経を読む「転読」と呼ばれるものだと思います。転読とは600巻ある経本の一部を読むことですべて読んだことに代えることを言います。自坊でやっている者もいましたがやり方が異なっていたり、初めての者もおりました。転読に苦戦していましたが、大きな声を出し、読むことができました。
今後、自坊や加担先で必ずやる機会があると思います。今回学んだことを活かして法要に参加したいと思います。