どうやって接したらいいのかわからないとき


ワガママを言う息子に、少しは怒った方が良いの?とか迷うとき…


想像してみる


目の前にいるの息子は、18歳のメンヘラの私。


私はあの頃のRくん。


どんなに私が癇癪を起こしても、Rくんはいつもを私を包んでくれた、優しくしてくれた。


失礼なことを言ったりしたりしたときも、許してくれた。


人の道を逸れそうなときは、優しく諭して優しく叱ってくれた。


私が、“監視カメラの無いバックヤードでバイト先の物を盗もうと思った”と言ったとき、彼は「誰も見ていなくても、自分自身が見ているよ。だから、そんな事をしてはダメだよ」と止めてくれた。


(私にそんな価値観を教えてくれたのは彼が初めてだった。怖い父親に監視されていない所では、どんな悪事を働いてもバレないからいいと思っていた)


いつだって、どんな私に対しても、優しかった。


365日、24時間、海のように山のように広い心で許してくれた。

そして優しくしてくれた。


私のことを怒鳴ったり感情的な態度を取られたことはほとんど一切なかった、私が死ぬほど最低な事をしたとき以外は。


Rくんがメンヘラ少女の私に接してくれたように、接すればいいんだ…あんなに広い心は全く持っていないけれど、せめて模倣しよう。


あれが母性と父性なんだ


私の人生で、父性と母性をもらったことは無いと思っていたけど…Rくんに、片手以上の年月、もらっていたことを思い出した…


Rくんが私に取ってくれていた態度、姿勢、それを息子にしていけばいい


つまり、突然怒鳴ったり、キレたり、感情的に叱ったり、そういうのは母性でも父性でもないことが分かった