「あなたは可愛いね」
という言葉を、2歳児、5歳児、8歳の子、15歳の子に伝えたとする
それぞれの反応はこんな感じ
2歳児→私ってかわいいんだわー私って最高ー私ってかわいいー
5歳児→私って可愛いんだでも、本当かな?お兄ちゃんには「ぶさいく」って言われたことあるけど…
8歳→えぇ…私、そんなに可愛くないと思う…うーん、それって本心?
15歳→何この人、褒めて、何か裏でもあるの?私がそんなに可愛くないことくらいよくわかってるよ、なんでそんなお世辞言うの?
潜在意識がフルオープンの3歳までは、「批判精神」がゼロなので、言われたことをそのまま素直にスポンジに吸収するように潜在意識に吸い込む。
良いことも悪いことも全てなんのジャッジメントもなく潜在意識に吸い込む(=刷り込み、思い込み)
少しずつ批判精神(ジャッジメント)が生まれてくる5歳〜6歳以降は、「え、それって本当?」という疑いの心が生まれてくるので、3歳児のように全てをスポンジのように吸収することはなくなってくる
さらもっと成長すると、「え、そんなの嘘よ」「そんなことない」と判断したことは、跳ね返すようになる。
聞き入れない。
(=潜在意識に吸収されない)
ちなみに、本人が「潜在意識に吸収したい」と思って吸収されるようなものではない。
思えば思うほど、願えば願うほど、潜在意識は吸収ししてくれない。
なーんにも考えてない乳幼児のような脳の状態でないと吸収されない。
良い言葉も悪い言葉も、良い態度も悪い態度も100%全て吸収してしまう3歳までの親の対応がその子の性格を大きく左右する
人生は「思い込み」が決める
3歳までに、何をその子に思い込ませるか
あなたはどんなに尊い存在か
あなたは尊重されるべき存在であること
あなたは最高に愛しい人だということ
そしてネガティブなことは刷り込まない
親に「馬鹿!」と言われたら、20歳の子であれば「そんな事言うそっちが馬鹿なのよ」と跳ね返せても、3歳の子は「私馬鹿なんだ」と100%信じ込む
そして、3歳〜6歳頃に潜在意識は100%完成され、3歳以降少しずつ閉じていき、9歳頃その重い扉を閉める(手を加えることが不可能に近くなる。本人にも操作できない領域となる)
その扉の奥に格納された潜在意識を使って、その後100年生きていく