幼い頃、厳しい子育てをされた男性。

厳しいというか…無条件の愛をもらえなかった、甘えの欲求を満たしてもらえなかった、ってことだよね


そういう男性は、子供ができたとき、子供が妻に甘える様子を見て不快感を感じる


とくに、子供がある程度大きくなってきて、赤ちゃんではなく幼児や児童になってきたとき、子供が妻に甘える様子を見て、さらに、気持ち悪く不快に感じる


厳しい子育てをされてきた女性だと、娘が夫に甘える様子を見て不快に感じる

なんだかムカつく


自分が本当は求めていたこと、満たしてもらいたかったこと、なのに叶えてもらえなかったことを容易に叶えてもらっている我が子(同性)を見ると、腹が立つ…


こうやって、同性の子供に厳しい親、というのが出来上がる…


さらに、幼児期(幼稚園児くらい)の子供はエディプスコンプレックス期といって、同性の親を敵対視し、異性の親を愛する時期。


ママと結婚する!

パパと結婚する!

と言っている時期は、この「エディプスコンプレックス期」らしい。


なので、同性どおしの親子は、こじれが深まりやすい時期。


この時期に、親のほうが寛容にならないと、この「こじれ」は一生ひきずることになる…


「厳しい子育て」って、憎しみの連鎖を生むだけ…自分がされて嫌だったことを自分の子供にしていく…先輩に理不尽にしごかれた中学生が、代替わりしたあと後輩に理不尽なしごきを与えていくのと何が違うんだろう…


本当に「厳しい子育て」って弊害しかない