pecoちゃん(りゅうちぇるの元奥さん)のエッセイを読んでる。


とても印象的だったのが、

pecoちゃんが「私は、これまでの人生で1度も、母の幸せを願ったことが無い、そんなことを考えたことが無い、ということにハッと気がついた」シーン。


pecoちゃんのお母さんはいつも幸せそうだったのだろう。

pecoちゃんの育った家庭には不安要素が無かったのだろう。

(お父さんがかなり亭主関白ぎみで、それについてはpecoちゃんは、嫌だったみたいだけど…)


pecoちゃんは、「親の幸せ」を願ったり、それについて危惧したりした事が1度も無いそう。


お母さんが幸せでありますように」なんてこと考えたことは1度もなく、考えることといえば、「自分が将来何をやりたいか、自分の夢をどうやって実現していくか」、そればかりを考えて青春時代を送れたそう。


こないだ、毒親関連のYouTubeを見ていたとき、「子供は親に何かをしなければならないという義務は何一つない」という回があった。


人間がしなければならないことはひとつだけ、それは「自分で生きていくということ、自分の人生を、自分の力で生きていくということ」。


親に何かをする、という、義務も必要性もひとつもない。


そして、子供にも、そう思ってもらえるように育てていかなければいけない。


お母さんの幸せを願わせたり、両親の幸せを願わせたりしてはいけないのだ。


そんなこと考えないで、“自分の人生をどうやって創っていくか(ワクワク)”ただそれだけを考えていけるようにしてあげなければいけないんだ。


pecoちゃんが、心に余裕があり、懐が広くて、成熟しているのは、子供の頃に何も心配をする必要がなかった家庭環境から来ているのだと改めて思った。


pecoちゃんは、成長時代(幼少期〜思春期〜)に、自分を創っていくことだけに集中できたのだ。


逆に、子供の頃に大きな心配事や不安を抱えた子供は、心の成長がそこでストップしてしまう(アダルトチルドレン)。


やはり親は、とにかく徹底して、子供が安心して育てる環境を整えていくこと、そこに注力する必要があるのだと思った。


★結論★


私は自分の人生を充実させ、夫婦仲を良好に保ち、幸せに生きて、息子に心配をかけてはならない。


成人後の息子に何かヘルプしてもらおうなどとは考えてはならない。


息子は私達親に何かをする義務も必要性も1つもない。


私(息子)の義務はひとつだけ、自分の人生を自分の力で生きること、それだけ。