これの④番目の千円カット(ちょっとお洒落な美容室という感じのところ🐞)でのことをちょっと思い出してしまって………





最初に勤務した介護施設に採用が決まって、初出勤の数日前のこと。

当時も千円カット難民でたまたま行ってみた美容室🐞
千円カット難民だったということは、髪の毛も
相当長かったわけでして………(前はある程度セルフカットで凌いでいても、さすがに後ろは無利だった)

「後ろはギリギリ後ろで一本に結べるぐらいにお願いします」
と、オーダーしたら、それぐらいの長さになるように切ってくれたんだけど………

極太ストレートな切った後ろ髪の毛束の両端だけ持って、無言でスタスタと店の裏の方へ行く店長(たまたま他のスタッフが来ていなかった)。
ギリギリ30センチぐらいあったのかな?

えーっ、無断で髪の毛持ってっちゃうの?

しばらくしてから店へ戻ってきて、何事もなかったように他の部分のカットを再開。
これって、もしかして髪の毛寄付するやつ?
今のように『ヘアドネーション』という名前も存在も当時はそんなに浸透していなかったとはいえ………
ゴムで細かく結ばないで、切ったぶっとい毛束の両端だけ持って行くって………
随分と荒々しく無いか?
まぁ、二人ともこのことに関しては何の契約も交わしてないし、今から10年ぐらい前だったから、これが通用したのかな?

この時は、誰かの役に立てたんだろうなぁ………って思ってたけど………
しかも、妙に満足してたし………
これから、人様のお役に立つ仕事に付くんだし………、その前に誰かの役に立ててればいいんだし………などと、妙に気合いが入ってたけど………


約10年後の今、思うと、この髪の毛でウィッグ作りたかったなぁ………。
まぁ、できそうなのは、ショートか長くてもショートボブぐらいだろうけどね………
(ウィッグって、買うとけっこうするからねぇ………)
というもう既に取り返せないのに欲が出てきてしまい………(爆)