また爪ネタですわ………

入浴介助なんぞ頻繁に入ると、色々と遭遇してしまい………
←いや、巻き爪数人と、他は、いたって標準的な方が多いんですけどね………


2ヶ所目の施設のデイサービスでのこと

利用者オースミ教授(←利用者K之さんがつけたあだ名)の入浴介助をしていると………

はなやんが入社した頃は、オースミ教授の左足の親指の爪が剥がれた後なのか剥がした後なのかは定かではないけど、ほとんど爪がない状態(あっても極薄の短い爪ぐらい)で、湯上がりに看護師さんが絆創膏を指先を保護するように縦に貼ってから剥がれないようにぐるっと一周巻いて保護し………



そんな、絆創膏での保護をデイで入浴する度にし………

数ヶ月経過した頃に、
「だいぶ爪が生えて来たねぇ………。まだ爪が途中までだから、(右足のように)指先まで生えるまで保護しておこうか………」
などと途中経過を看護師さんがオースミ教授に言っていて、誰もがすっかり安心しきってしまい………


そんな感じで絆創膏で保護すること約一年ちょっと………

ある日、オースミ教授の親指の絆創膏をいつものように交換しようとしたS井ナース(こういうところまできちんと見ているのは、おそらくこの方)が、絆創膏を剥がした時点で、

「うわぁ!爪が反り返って戻ってきて、生え際の皮膚にささってる!!」
と、脱衣所でたまげてしまい………
←オースミ教授の足を拭いたりするのを手伝うので、はなやんも見た



本当だ、爪の裏が見える………ポーン

まぁ、爪が先端まで伸びる前に半分の位置まで伸びた時点で指先の肉が盛り上がっちゃったんだろうけど………

ま、まさか………
絆創膏を縦貼りしてまで過剰に保護していたのが仇となったのか!?


S井ナース「オースミさん、左足の親指痛い?」

オースミ教授「うーん………。よくわかんねぇや………」
左不完全麻痺(なので、手引き歩行でデイの中やデイルームや家から送迎車までの前後の短い距離なら移動可能)

S井ナース「オースミさんねぇ、爪が半分までは真っ直ぐ伸びたんだけど、そこから上に伸びてから戻ってきちゃってて、爪の下(生え際よりも少々関節側)の所に刺さっちゃってるんだよ………。これね、私達(デイのナース達)じゃ切れないから、早めに病院へ行って切ってもらわないと、今度は指が大変なことになるよ………」

オースミ教授「あぁ………」


ごもっとも………

まぁ、オースミ教授本人は不完全でも左片麻痺があるし、デイの入浴日以外は絆創膏交換もしないし………
←高齢の旦那さん(自転車もスイスイ乗れるほどの優れた身体能力とはいえ………)と二人暮らしで、訪問介護を入れていない為、自宅での入浴が不能なので………

しかし、なんで爪がUターンして指に刺さるまで職員が誰も気づかなかったんだかねぇ………💧
←肥厚してきたとでも思い込んでいた可能性が………