今日は、Tの公立高校受験日だ。

少し寒く、あいにくの雨模様。

昨日は塾だったが、夕方7時半までだ。

帰りの車でお弁当を食べ、すぐにお風呂も済ませた。

持って行く、受験票、筆記用具、時計、上履きをカバンに詰め準備は万端だ。

Oが塾から帰ってくる10時まで、Tは漫画を読む。

〝今日は、数学の過去問40点だった。(50点満点)もう、今更勉強しない〟


は?

暗記は?
すぐ忘れるよね?

ま、いいか。

そうしていたら、9時半過ぎについていたテレビを消し、

〝もう寝るよ〟

と布団に入るT。

慌てて電気を消す私。

あっという間に、寝息をたてながら寝てしまった。

Oと夫が帰ると、ひそひそ声で、
〝お風呂入って、早く寝よう〟
と話す。



朝、6時に起きる予定。
私は、それまでに食事、支度を済ませTを起こす。

〝あと10分〟

と言われて、そっとしていたら、自分から起きてきた。

身支度をして、お餅を二つ食べた。

その後も漫画。
緊張がほぐせるらしい。

私の携帯が鳴る。

娘からだ。
娘Nに微熱があり、どうしたらいいかの相談だ。
昨日、試験が終わっているし、熱があるので休むように言った。

まだ寝ているOに声を掛けて、目覚ましを七時半にセットし、七時過ぎに夫の車で出発した。

集合時間は8時半だが、実は3人とも受験校に入ったことがない。

私は、どこにあるのかも知らないのだ。
実を言うと、昨日塾の送迎中、私はスピード違反で罰金18000円に処された。
運転が怖い。

という訳で、親子3人で出発。

道路はスムーズで、7時40分には到着。
先生方が案内をされていて、校門すぐの駐車場で降ろすよう指示される。

早く着いたが、寒いだろうと少し待機。

しばらくして、同じ学校の友達を見つけた。
車を降りて、駆け寄るT。

移動したのを確認して、夫と三階に戻る。

私は、娘の学校に休む連絡。
夫は、Tの学校に受験校に入った連絡をした。

終了の12時40分まで、昼食のカレーを煮込みながら、祈る私。

頑張れT。