Tの担任の先生は、一年生から同じ先生だ。

3年間同じ、体育の先生。

熱血で、Tを(生徒全員を)こよなく愛してくれている。

このままだと、希望の難関公立高校には行けないだろう事、ほかにオープンスクールに行かなかったのか、私立を選んだ理由は?など聞かれた。

他のオープンスクールには行っていない。
私立を選んだ理由は、99パーセントの合格率だったからだ。

これを話すと、先生は唖然としていた。

いけないのかな?


先生と勉強する約束をした。

横顔は、真面目だった。

やらなければ。



夜は鍋をした。

Tが私に質問した。

〝一年生から全ての勉強をしたいが、どうしたらいいか?〟

は?

〝何のために塾に行っているのか?明日、先生に聞きなさい〟


〝悪い〟

は?

〝欲しいものは取りに行くのよ〟

〝先生はTが合格してくれる事が、幸せなんだよ〟

ぽかんとするT。

遠慮なんかしている場合ではない。
とほ😿





やらなければ。

T頑張ろう。💞