〜髪の毛一本分遅れて行く〜
これは京都人らしい
気配りを表すことばです
お客様を自宅に招く側は
約束の時間の直前まで
準備確認する為
約束時間より早く来られると
困るので
招かれた方はそれを解った上で僅かに遅れて行くのが
暗黙の礼儀
髪の毛一本分って
時間にしたら1分以内
という微妙な時間ですが
相手を慮る心の表れ
それが京都人にとって
「時間通り」で
それ以上待たせると
逆に相手の時間を奪うことに
お互いがお互いに
その状況を思い遣る
阿吽の呼吸ですね
私は通常
15分前到着を心掛けていますが
その場で時間を見計らい
5分前に伺える様にして居ますが
時と場合に応じて
想像力を働かせて
対応する事が必要ですね