昨日は久々にお薄を頂いて
夜は窓辺に薄を供えて
十五夜のお月見
自分の部屋から
お月見が出来るなんて
本当に贅沢です🌕✨
短冊の
〜 掬水月在手 〜
(水を掬すれば月手に在り)
全文は
春山多勝事 春山勝事多し
賞翫夜忘歸 賞玩して夜帰るを忘る
掬水月在手 水を掬すれば月手に在り
弄花香滿衣 花を弄すれば香衣に満つ
興來無遠近 興きたれば遠近無し
欲去惜芳菲 去らんと欲して芳菲を惜しむ
南望鳴鐘處 南のかた鳴鐘の処を望めば
樓臺深翠微 楼台 翠微に深し
唐の于良史（うりょうし）『春山夜月』より
人と自然が一体になると
清々しい気持ちになり
自ずから心が和んでくる
だから人にも物にも
身の回りに起こる
全ての出来事に対して
勝手な解釈をして
疑心暗鬼になることなく
〝あるがまま”の現実を
素直に受け止めることが
穏やかに
生きて行く事に通じる
今まさに
心に染み入ることばです
因みに煩悩だらけの下記の歌は日本舞踊「汐汲」
の歌詞の一節
見れば月こそ桶にあり
是にも月の入りたるや
月は一つ影は二つ三つ
見られつも雲の上
見る者の心によって
月も様々に変化するのですね
✨心穏やかに心身健やかに✨
YouTube 日本舞踊ch
〜タカラジェンヌが日本舞踊家になったわけ〜
リリース致しました
