こんな日なので
懐かしい本を引っ張り出して
参りました


ある時代を境に
農耕民族としての生業を
営んで来た日本人にとって
雨は大切な存在でした


常に常に雨を身近に
感じていたからなのか
雨の表現が実に多彩です


青時雨 青葉雨 汗疹枯らし
一陣の雨 一発雨 雨濯
卯の花腐し 梅時雨 梅の花
大抜け 脅し雨 御雷様雨
夏雨 かたばたあみ 神立
旱天の慈雨 喜雨 樹雨 
狐雨 狐の嫁入り 牛脊雨 
錦雨 銀箭 銀竹 
くかるあまーみ 薬降る 
黒風白雨 さづい
五月雨 山賊雨 慈雨 新雨 
瞋怒雨 翠雨 日照雨 
大雷雨 田植雨 宝雨 
筍梅雨 端的雨
墜栗花 茅花流し 梅雨 
青梅雨 暴れ梅雨 荒梅雨
蝦夷梅雨 送り梅雨 男梅雨
女梅雨 返り梅雨 空梅雨
走り梅雨 迎え梅雨 天道雨
電雨 天気雨 天泣 所降
土用雨 土用時化 虎が雨
夏雨 夏時雨 虹の小便
梅子雨 梅霖 白雨 麦雨 
化雨 初夕立 婆威し 
半夏雨 氷雨 分龍雨 
芒種雨 水取雨 冥土雨 
もらったあみ 夕立 淀雨 
雷雨 涼雨


いくつご存知でしたか?



これは有名な
安藤広重 名所江戸百景
「大はしあたけの夕立」
雨を描くと言うのも
日本人ならではの感性ですね



何故か雨の日も悪くないな
と思う今日この頃です