イタリア ソロメオ音楽フェスティバルにて


未だ自分がどこに居るのかすら
定かでない30%の状態から


徐々に心身共に準備が整い
舞台に立つのに
最低限必要な60%になり
本番前のリハーサルで何とか80%に


そして本番
観客の存在でプラス20%
これでやっと100%


この100%と言うのは
「完璧」を意味するものでは無く
パフォーマンスとして
当たり前の水準で有り


そこに更にパーセンテージが
加算されるか否かによって
その意義が問われる様に思います


つまり
見た人が何を感じて
その人の心に何が残るか

と言う

未知数且つ無限大の
パーセンテージの事です



〜芸能は門を立てずに
本質を伝える事が出来る〜

とある方が仰って居りましたが
物事の「本質」は
時代が変わっても
国が違っても
きっと同じで伝わるはず


それが芸能の役割なんだと思います