長唄 二人椀久 松山  内子座にて

元々は野外「河原」や「芝の上」で

青空の下行われていた「芝居」



江戸時代になって

芝居小屋が出来た当時は

電気なんてものは

まだ有りませんから


蝋燭の薄明かりの中で

顔がはっきり浮かび上がるよう

顔を真っ白に塗ったそうです


これが白塗化粧の始まり

といわれています



歌舞伎の役者さんは

(タカラジェンヌも)

この白塗化粧を手際よく

自分でしますが



殆どの日本舞踊家の場合

顔師と呼ばれる専門職の方に

「顔を作って」貰います


役柄によってそれぞれ

顔の色や眉の形

目張りの入れ方

口のかき方などが

変わってきます




 いよいよ

How to 白塗化粧シリーズ

につづきます 

お楽しみに 音譜