





今から10年くらい前のうちの32は絶好調でした
エンジンは元気で足回りは自由自在に思うがまま走り回れていました
エンジンは今でも好調な方だと思いますが、足回りは終わっています
ダンパーの賞味期限切れです
ちなみにうちの車高調は現在はOH不可です
それで、今年こそは足回りのリフレッシュをしたいと考えていました
しかしここで問題になるのが、以前のようにふわわキロ以上でもしっかり走れる足にするのか
それとも、ふわわ以下で快適に走れる足にするのかという問題です
素人なりに30年近くBNR32に乗り続けてきて、他にも沢山のGT-Rに乗らせてもらった経験から言わせてもらうと、
BNR32で街乗りから最高速までを完全にカバーできる足は無い(できない)のです
なんて断言すると、いやいやうちのはできてるよなんて言われる方もいらっしゃいます
10年前の自分ならそう言っていたと思います
実際、サーキットや最高速を楽しむ足でも公道での普段乗りをこなせるモノはあります
逆に制限速度位で凄く快適な足でもサーキット走行や最高速を楽しめる足もあります
が、どちらも得意でない方は半端な感じになりますね
多少の妥協やガマンが必要になるということです
R35がわかりやすいです
どちらも欲張った結果、初期型は高速は得意だけど低速はかなり妥協した感じでした
結果、後期型ではサーキット向けのニスモと低速で快適な標準車に分けられましたね
新しめのR35でもその完全な両立はできないわけです
というわけで、うちの32はどちらを優先するのかをここ数年ずっと考えていました
結果、低速側を優先することにしました
一番の決めては自分の身体(加齢)です
バネレートは10キロ、8キロ
アッパーマウントにはゴムブッシュ
硬い足に慣れすぎてる人には物足りないスペックです
自分が今まで使った車高調の中でも一番乗り心地に振ったものになります
今の自分は低速での快適性を優先する方が、32を長く楽しめると思うようになりました
仕事がヒマになったら交換して、車高やアライメントなど新しいセッティングを色々試す予定です
