拘りたくない | ハナウタがきこえる

ハナウタがきこえる

鳥取→岡山→京都→愛知→宮城
転勤族で中学生と幼稚園児の歳の差姉弟。四人家族。


物が多かった頃は、ただただ手離したかった。

物が少し少なくなってくると、じっくりと選んだお気に入りの少し良い物に囲まれて暮らしたいと思うようになった。



もう少し物が少なくなった今は。。。

物に拘りたくない。
そんなふうに思うようになった。


手に入れる前にじっくりと考える。
たくさんの物を手離していくと、ここは譲れないところ。

けれども、「少し良い物」でなくてもいいんじゃないの?


物は、どんな物でも消耗品に違いないし。

失った時に、物ごときで悲しみたくなんてないし。

「絶対にこれ!」っていう拘りに、自分自身を囚われたくない。

そもそも「少し良い物」の基準って何なんだろう?


。。。と。


品質を見極める確かな目とか、全く自信もないし。

高額商品だからと言って良質とは限らない。

そして、良い物が私にとって良い物とは限らない。


よく分からなくなってきました。




私の両親は縫製会社を営んでいて。

15年くらい前は量産品の子供服を作っていました。

それから数年後は不景気の波に押されて、子供服の親会社は無くなり。
某ブランドのパターンやサンプルの作成。

その後はデパートブランドのベビー服の製造に落ち着いています。


安物を作っていても、高級商品を作っていても、技術は同じ。
安物だからと手を抜いていた訳でもありません。

取り扱う記事も、高級品だからと良い物ばかりを使っているわけでもありませんでした(^^;


デパートで売っている商品だとか。
お値段がUNIQLOとは桁が違うだとか。

全く信用するに値しません。



なので。

「良い物」には拘りすぎず。
自分の気に入った物を選んでいきたいです。

むしろ消耗品と捉えて、そこそこ気に入った物を使い倒していくくらいでいいのかも。


使用していくうちに物はへたるけれど。
自分自身の価値観も、暮らしも変わっていきます。
切り替え取りがあるくらいで丁度良い。

そんな気がしています。




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村