変なタイトル付いてますが、昨日の私です。
まっすぐでたくましくて優しくてまさにダルタニアンそのもので、りょうちゃんにピッタリのお役だなと思います。そしてこの作品、全ての方がもうピッタリやんと思えるキャスティングになっています。
先日、東京に『ヴォイサリオン』遠征に行ったとき、お隣ではダルタニアンと三銃士が大活躍してるんだろうな…なんて思いつつも、時間的に観劇はできず残念。
早くBlu-ray発売されないかしら
昨日の私。
1人でお留守番でしたので、生活笑百科で大笑いした後は、ひたすら宝塚のDVDを観て過ごしました。
やっとゆっくり観られるわ
とまず取り出したるは
『グランドホテル』
のBlu-ray。
やはり好きだなぁ。この世界観。
『All for One』の中のダルタニアンりょうちゃんはカッコいいんです。素敵だなって思うんです。すんごく。
ルイ(ーズ)ちゃぴちゃん(愛希れいかさん)とのキュンも至る所にあり、なんとも幸せな気持ちになれる作品です。そして男役さんたちはみんなカッコいい愉快痛快(え!?怪物くん?)で爽やかな風を感じられる素敵で面白い作品でした。
でもね、『グランドホテル』で男爵を演じたりょうちゃんは、舞台を見た時もかなり危険な香り漂ってましたが、映像ではもっと危険。
男爵ってどうしようもない男なのにカッコよすぎて惚れてしまう。
エリザヴェッタに恋をした瞬間から彼の表情が大きく変わり、他にかかわる人に対する感情もちょっとずつ変化が感じられました。
コスチュームではなくスーツ姿ってのもまた素敵なのかもな
『グランドホテル』は決して明るい作品とは言い難い。けれど私が今の月組のグランドホテルにここまでこの作品に惹かれるのはなんでやろう
明るくはない時代にちょっとした明るい光が差すシーンが何箇所かあることで、その明るさが際立つというか、その明るさがより印象に残り感動するのかも。
「今日は宝塚作品を何本見れるかな」
なんて思って見始めたのに、結局エンドレスでグランドホテル。ずーっと観てました。
間に『カルーセル輪舞曲』挟んで3回観ちゃいましたよ。この二本立てはバランスもとてもいいと思うんですよね。
グランドホテルでは改めて色んなシーンで感動。
映像では全体がみえないのでやはりこの作品は全体が見えてこそ面白いんだなとも思いましたが、それぞれのお役の表情がよくわかるので、役の感情がよりダイレクトに伝わってきました。
Roses At The Station
浮かび上がるエリザヴェッタらしきシルエット。
ちょっとGHOST CLUBを思い出した。
ここからのDeath Bolero
ゾクっとする美しさがありました。
音楽よかったですし、トップコンビが美しいダンスを見せます。魅せられます。
ラストはお披露目公演らしくまとめられていて、うまく余韻を残しての幕でした。
全編通して好きなシーンばかり
なかでもメキシコ。
みやちゃんからサスが入り
花組のショー『CONGA!!』の海賊のシーンでは毎回ソファーに倒れ込んで
カッコいい〜
さされたわけでもないのに被弾。
シルクロードから翼のながれが大好き。
白雪さち花さんと輝月ゆうまさんのカゲソロがシルクロードの場面と見事にマッチしていてましたし、つづく飛翔のシーンへとうまく繋がっています。
一番若いトップさんですが、貫禄ありでご本人はいっぱいいっぱいかもしれませんが、そんなこと微塵も感じさせない余裕さえ漂うりょうちゃん。
大劇場お披露初日のご挨拶で感極まって涙とかっていうのがなく、淡々とご挨拶なさっていた姿からは、若くしてトップスターになったりょうちゃんにのしかかったトップスターとしての重圧みたいなものを感じて、おもわず頑張れ‼️とエールを送りたくなりました。
感極まっている暇も余裕もなくて、ただただ目の前の課題一つ一つをクリアしていかないとって一生懸命になっている印象を受けましたし、大劇場2作目でもその時の気持ちのままだったように思いました。
ボーナストラックに役替わりダイジェストが入っていますが、あれだけ生の舞台を観たのに知らなかったってところが映ってました。
え?今頃気づいたのって思われるでしょうね。
でも私ホントに全然気づいてなかったんです
支配人からエリザヴェッタに渡されたとばかり思っていた花束は、なんとラファエラが支配人が用意していたように仕込んでたんだ‼️
チラッとエリザヴェッタの様子をチラ見。
単純に支配人ご用意していた花束だと思っていたので。でもよくよく考えると、あの支配人ってそんなことするタイプじゃないな。
そして、支配人から花束を受け取り子どものように喜ぶエリザヴェッタを見て満足気に微笑むラファエラ。
ちなみにこれ、本編には映ってません。
役替わりダイジェストのみに映ってます。
ありちゃん(暁千星さん)のラファエラもよかったですし、あーさのラファエラもすごくよかった。
そしてもう一つの役替わりである早乙女わかばさんのフラムシェン。
私は彼女の
「私の人生ってとっても混乱しているのよ」
っていうセリフの言い方と表情と間合いがとても好き。
全パターンを観られたのはよかったけど、やっぱり忙しい。
役替わり公演って演者の皆さん、絡みのある共演者のみなさんにも戸惑いや負担はあるんじゃないかな。それとも宝塚の方は順応性があるから大丈夫なのかな?
役替わりは同じ役をする事で切磋琢磨したり他の人が同じ役を演じることで気づくことも多いと思うので全く意味のない事だとは言えないかもですが、直接絡みのある役同士の役替わりはどうなんだろう???と思いますね。
その意味では『グランドホテル』の役替わりパターンは、まだメリットが大きい方なのかな。
そんなことを思いつつ、今朝もすでに一回公演観劇しちゃいました。
午後からは息子がサッカーから帰ってくるのでまた夜中までお預けです。