昨日の深夜、子供たちが寝てからぬくぬくのこたつに入り、スカステを見る。
そして
『ファンシー・ガイ』東京千秋楽が放送されていました。
ついつい見ちゃいました。
また夜更かしだ
ともみん(夢乃聖夏さん)の退団公演でしたので、ショーでは随所でサヨナラ色が出ていましたし、
千秋楽ということは、
退団者のご挨拶もあるわけで…。
この作品では3名の雪組生が退団されました。
舞園るりさん
帆風成海さん
退団がとても惜しまれましたよね。
ファンの皆様はさぞ驚かれたことでしょう。
そして
夢乃聖夏さん
組長さんに「ともみん」と呼ばれたともみん(夢乃聖夏さん)は、元気に「はい!」と返事をし、緑の袴姿で、一歩一歩踏みしめるように、そしてとても慎重に、最後の大階段をおりてきました。
組からのお花はだいもん(望海風斗さん)
同期からのお花はちぎちゃん(早霧せいなさん)
同期からのお花渡しは、見ていてやはりジーンとしますし、お互いに言葉はなくても伝わるなにかがあるんだろうなということが、その場の空気を通して伝わります。
いつも太陽のように明るい笑顔のともみんは、退団者オーラに包まれ、さらにキラキラ輝いていました。
ご挨拶の中で、なによりも今まで自分を支え、応援してくれたファンのみなさんへの感謝の気持ちを述べられていたのがともみんらしくてとても印象的でした。
涙はなく、清々しいお顔の気持ちのいい退団のご挨拶でした。
「ファンの皆様との出会いはとても尊く、私の支えとなりました。流れ行く時の中で、同じ空間、時間を共に楽しめたこと、共に息づけたこと、共に幸せを噛み締められたことは、この上ない奇跡だと思います。こんなにも生きていると実感し喜びをおぼえたことはこれからの私の人生においてかけがえのない財産となりました。卒業する最後にこのような気持ちを感じさせてくださいましたファンの皆様には、感謝に感謝を重ねても足りないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。」
今日、昼休みに何気無くPCで「夢乃聖夏」を検索すると、YouTubeでともみん東京千秋楽の出の様子がアップされていました。
東京千秋楽の出のともみん。
初めて見ました。
そして、かなりキュンとなりました。
元気に楽屋口に姿をあらわした穏やかな笑顔のともみん。
会の皆さんの前に立ち、ここでも感謝の気持ちを述べられていたのですが、ともみん、途中からまるで堰を切ったようにポロポロと涙が出てきて止まりません。
そんなともみんのとても純粋な姿を見て、ああ、この人は千秋楽のご挨拶の通り、本当にファンのみなさんを心から愛しているし、本当にファンのみなさんを大切に思ってる人なんだな…と実感。
ともみんのファンの皆さんへの感謝の気持ちが涙と一緒に溢れていました。
そして私は昼休みとはいえ事務所で思わずもらい泣き。
これは私の想像ですが、ともみんはずっと涙を我慢していたけれど、長年自分を支え、共に歩み、応援し、愛をいっぱいくれた慣れ親しんだよく知った会の方達のお顔を見て、我が家に帰ってきたような、ホッと安心した気持ちになって、一気に今まで我慢していた涙が溢れ出たんじゃないかな。
溢れる涙を拭いつつ、とても長い時間ファンの皆さんの前に立ってお話しされていました。
キラキラと光り頬を伝う涙が美しく、涙を流しながらも笑顔を絶やさないそのともみんの笑顔もまた美しい。
なんどもなんども見送りに駆けつけたファンのみなさんに向かってお辞儀をし、その深々とした丁寧なお辞儀にも品格が漂いとても美しかったです。
車に乗る前には大きなアクションもとって、元気な様子を見せるともみん。
車に乗り込んでからも窓を開けて身を乗り出すようにして手を振り続けていました。
ともみん。
夢乃聖夏さん。
YouTubeの動画を拝見させていただき、
とても素敵なタカラジェンヌさんだったんだな…と改めて思いました。