「もうさみしい、さみしいさかい」
こう言った聡子の顔を見て、かなりこたえた糸ちゃん。
短大を卒業して洋裁学校に通うようになった聡子。
ですが、なんと3日で学校をやめたいと言い出しました。あれあれ。
糸ちゃん激怒ですわ。「オイ!わかってんのか?」とドスのきいた声で、聡子に詰め寄ります。
あーあ、ちゃぶ台の足壊れたやん
それでも聡子は、「んー」と、まさに「ぬかに釘」状態。
たまたま聡子の中学時代ののテニス部顧問の先生が通りかかったので、糸ちゃんが相談すると、
「でっかい山をどーんとおいちゃるっていうのが大事なんです。」とのアドバイス。
そこで、自分のデザイン画を手本にして練習し、見んでも同じようにデザイン画が描けるようになったら、学校やめてもいい、デザイン画の山を聡子に与えた糸ちゃん。
登り始めたらとことんやる聡ちゃん。きっと彼女なりの頂点を極めるんでしょう。
東京では、優子の助けもあり、直子の店は繁盛しているようです。
それぞれにプライドがあるので、そろそろ、猛烈な姉妹げんかが勃発しそうな予感(・・;)
東京から優子と直子のデザインがも送られてきて、聡子はどんどん描いていきます。
この二人のデザイン画、それぞれの個性が光り、カッコいいんです。
それを見逃す糸ちゃんではありませんでした。
負けてられへんと、聡子と一緒になって、二人のデザイン画を写す姿が微笑ましいです。
<今日の名言>
「まぁ、一軒の店に糸子が二人おるようなもんやもんなぁ。そらやりにくかろでなぁ~。」 by千代
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「何でやりにくいん?」とつっこむ糸子と優子。
でも、糸ちゃんが一軒の店に二人いたら、そらやっぱり周りはやりにくかろう。千代さんズバリ