「友達になりたい女の子」がいた。
卒業式をサボった
わたしのところに
袴姿で ほかの同級生も
引き連れて あらわれて
抱きついてきたんだよ。
ほかの同級生が
「卒業式のあとの打ち上げしてたんだけど、どうしても この子が あなたのところに行くって言うからー」
それから 親しくしてたのだけど、
トラブルがあって、
彼女は、
わたしと
わたしと共通の友達と
(わたしは 友達と思っていない)
板挟み状態になった。
わたしは 言った。
「あの子のそばに ついていてあげて。わたしは、地元の友達もいるし 大丈夫なの」
↑強がり。
わたしは、それで 彼女と途切れたつもりは なかったよ。
でも。
数年後に 彼女が言ったことは
「あなたは、わたしのことを好きじゃない」
彼女は、当時 なにかに追い詰められていて そして わたしを嫌うように洗脳されていたかのようだった。
またかよ!って 思った。
わたしの わがまま自己中な短所は、まわりに受けいれてもらっていたが、
それが許せない女の子がいて、わたしの悪口を 吹聴していた。
このときは、
「もみじ(=わたし)は ひとを操って 得意になって 笑ってる」
と。
ひとを動かすことが得意だと思ってた時期はあったけど(←小学生のとき)
中学生になると、
本人に その意思があるから できることで わたしは 状態を整えただけだ、と気づいた。
わたしには ひとを動かす力なんてないって わかったよ。
人間関係を修復させるために 小細工することはあったけど、
結局 お互いが 修復したいと望んでるから うまくいくだけで、
わたしに 特別な力はなくて、
得意になってたのは小学生の頃の話で…。意味わかんねーよ!
でも とりあってもらえず、
「あなたのことが ずっと なんか違うって思って もやもやしてた。とにかく わたしのことは ほっておいて。あなたには 他に友達がいるんでしょ」
と 言われた。
愕然とした。
あのとき わたしが「地元の友達がいるから大丈夫」と言ったことが、彼女をずっと傷つけていて、いま 自分に はね返ってきたと知った。
わたしは、
彼女のことを「友達」だと思っていたけど 違っていた。ずっと すれ違ったままだった。
もっと以前の話。
悪口を吹聴されたとき 「こんな話を聞いたけど 本当?」と 電話をかけてくれたのは 彼女だけだった。
「違うよ」と答えると、
「そうだよね。あなたが こんなこと するはずがないと思ってた」 と わたしを信じてくれた。
そんな女の子だったから、わたしは お互いを信じていることを 疑ったことがなかった。
あるひとに 背中を押されて、
数年ぶりに連絡した。
「電話番号は 変更する!」と言っていたのに つながったから、びっくりして切ったら、折り返しで かかってきた。
わたしが 涙ぐみながら「友達になって」と 言ったら 「いいよ、あのときは どうかしてたんだよ」と。
わたしは 嬉しくて、以前のように 手紙を書いて 送った。レトロなやりとりを彼女と行うのは恒例だった。
彼女からの返事はなかった。
用事があって 電話しても 出なくて。
その後 1か月に1回ペースで 3回くらい電話したかな… そして 諦めた。
同じひとに 2回 振られるのは
足し算ではなくてね、
もう 100倍くらい つらい。
しかも理由さえ わからない。
前置きが 長文だけれども。
わたしは
強がって 嘘つくのをやめたんだよ。
誰かを傷つけることを知ったから。
だから、わたしは
自分が 惨めで
気持ち悪くても
あなたが 迷惑していても。
あなたのことが好きだよ。
許してほしい。
そう 言い続けるよ。
もみじ


