日本初演のミュージカル
ミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)コンビが手掛け そして
キャストはベートーヴェン役に井上芳雄さん、‘不滅の恋人’役に花總まりさん
観たい、絶対観たい
が、関西唯一の公演地の兵庫では四公演のみで、なんとか一枚チケット取れました。
お席は2階2列目で全体がとっても良くみえました
物語は“父からの虐待” “弟との確執” “幻聴による強迫観念”などなど様々なエピソードを織り交ぜながらベートーヴェンの生涯に迫るもの。
重厚なベートーヴェンのメロディに歌詞をつけ
生涯独身だったベートーヴェンの 今だ解明されていない不滅の恋人と言われているアントニー・ブレンターノの存在、
難聴になっていく過程、弟との和解、それに加えて彼の音楽性etcetc・・・・
これをこの上演時間で表現しつくすのは難しいと思います。
どの部分に焦点を当てるか・・・。
(それ故の賛否両論でしょうか)
けれど、ミュージカルとして観れば楽しい演出もたくさんあって
キャストの方々はみなさん実力派で熱演
なんといっても、この役は井上芳雄さんしかできないんじゃ?と思うほどの歌唱。
仰向けで寝転がっても大音量の声量と歌唱。素晴らしすぎる。
そして、花總まりさんの神々しさよ
夫がいながらベートーヴェンと恋仲になって、単純にいえば不倫なのだけれど、気持ちはトニ(花總まりさん)寄り
欲しかったチャームは売り切れていました
最後のカーテンコールで芳雄さんが仰ってた劇場正面にあるベートーヴェンの像。
何度もこの芸術文化センターに行ってるのに全然知りませんでした。いつも素通りしてたし、これを撮っている人を見たことなかったけれど・・・この日はこのベートーヴェン像モテモテでした