元々、内野聖陽さんが好きなのもあるけれど
2019年にテレビで放送されたドラマ『きのう何食べた?』が大好きで
録画して何度も見返していました
一時期は、寝る前に録画してる中から好きな一話分を観るのが習慣になって、台詞も覚えているのに、また観て・・を繰り返して・・でいつも同じ場面で涙ぐむという
そのドラマが映画化されると知った日から楽しみで楽しみで
先週やっと観てきました
平日にかかわらず 座席は女性でいっぱいでした
お話はシロさん(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)の同性カップルの日常なのだけれど
何より好きなのは、いわゆる悪い人が登場しないこと。
みんな善意の人々。
けれど、立場によっての違いや家族の問題、世代によってわかりあえないことなど、登場人物に悪意がないゆえに言葉一つ一つに深みがあって、じーんとして。
クスっと笑える場面あり、涙が滲んでくる場面もあり。
浄瑠璃を思わせるような京都旅行も良かった~~。
何より、内野さんの演技の素晴らしいこと
ドラマの時からだけど・・・“ホントに演技ですか?” と思うほど
相手を思いやりながら精一杯生きているふたりと それを取り巻く人々の温かさ。
びっくりするような起承転結や大事件はないけれど ほのぼのとした日常がふたりを包んでくれていて良かったと思える作品です
今回はこのドラマの良さを力説して(笑)、ドラマファンになったお友だちと観に行ったけれど 時間があればひとりでもう一回観に行ってもいいかな~と思います。
プラス、ドラマの第2シーズンがあればいいな~