引き続き、ビジネス実務法務検定の出ればいいなと思う分野について。
民法の賃貸借も頻出だと思います。昨年の共通問題で出題されはしましたが、まったくノーマークはよくないので、チェックです。
典型的事例ですが、賃料債権に関して、差し押さえ、債権譲渡の事例があります。
敷金と相殺は要チェックだと思います。
賃貸借と破産手続きなんかは、面白い問題ができるのではないかと、思いつきで考えてみました。
オーナーの破産手続きにおいて、賃借人は破産債権者たりえます。敷金返還請求権がありますから。
賃借人は、敷金について、返還して欲しいところです。一方、賃料については、破産財団に組み込まれていきます。賃料と相殺したいところですが、明け渡しまで敷金返還請求権は発生しません。そこで、賃借人は、財団に組み込まれる賃料について、管財人に対して寄託してくださいとの請求ができるようです。もっとも、管財人はそれに応じる義務は無いようですが。
破産手続きが進み、物件について任意に売却された場合(オーナーが変った場合)には、敷金がどうなるかについては、賃借人からすれば、関心ごとです。
一方、任意に売却されず、競売によりオーナーが変った場合についても、やはり敷金はどうなるのか。
後半のものについては、実際の現場で触れたことがある事例だったので、挙げたに過ぎません。
ただ、倒産からみの出題は、頻出なので、抑えておいて損はないかもしれません。