さて、前回予告した通り、気が向いたので今までブログで言うてへんかったけど実は読んでますよていう作品たちを紹介していこうと思います。




食糧人類シリーズ


こちらは単行本は持ってないんですが、マガポケで読んでて割と好みの作品でございました。


基本ホラー系好きなので今回はホラー系作品の紹介が多くなると思いますが、まずこちらは人肉とか人外モンスター系の作品でございます。



主人公は一作目と二作目で変わりますが、一作目の主人公は伊江くんという高校生、二作目の主人公は天沢くんという高校生でございます。一作目と二作目とのあいだにかなりの時間経過がありまして、一作目の登場人物のその後が少し二作目に関わってきたりもします。



で今作に出てくる人外モンスターは天人と呼ばれる存在でして、どういうのかというと遥か昔に宇宙からやってきて、自分たちの食糧とするために残虐性があるからていう理由で星の王にしようというわけでチンパンジーから人類へと進化させたといういわば人類の生みの親みたいなかんじなんですが、見た目はデカいカマキリみたいなかんじで、僅かながら人類の言語も理解し話すことができますが、とにかく大食いでして、作中ではゆりかごという施設内で国家ぐるみで食糧とする人間を提供しております。




で、こいつが絶対的権力をもっているので国家も一切逆らえないので、国民は知らず知らずのうちにゆりかごに連れて行かれ、しばし育成されたりやら、養殖されたりしたのち食糧として提供されているというのが本作の世界観でございます。




で、主人公の伊江くんはある日友達と共にゆりかごに拉致されてしまい、食糧にされそうになりますが途中謎の男たちとの出会いと手助けもありつつ、脱出を試みますが果たしてどうなってしまうのかていうのが一作目のお話でございます。




で、その謎の男たちというのが、ナツネくんと山引くんていうんですが、彼らがかなりのキーパーソンになってまして、彼らは二作目のほうにも登場します。特にナツネくんはかなり特殊な存在でして、一作目のクライマックスにかなり関わってきます。




そして二作目では、一作目のラストからかなりの年月が経ってまして、生き残りの天人たちが人類を洗脳することで、天人たちに食糧として提供されることはありがたいことなのだと人々が考えるようになった世界が舞台になります。どんなかんじかというと、食糧として提供されてることが決まると喜んだり、特にランクの高いお肉だと認められた場合は学校ぐるみでお祝いしたり、逆にいつまで経っても食糧とされなかった人は存在価値なしとされて、人々に撲殺されてしまったりといった、なんとも狂った世界でございます。




そんな世界で、主人公の天沢くんは覚醒者と呼ばれる、食糧とされることに疑問をもつ存在でして、そんな中ある日ヒロインの柚ちゃんていう同級生が特上のお肉として出荷されることが決まってしまい、出荷するための儀式をやるために学校に天人たちがやってきますが、果たしてどうなってしまうのかていうのが、二作目の序盤のあらすじでございます。




一作目と二作目でそれぞれ少し世界観が違うのでそこも魅力でございます。二作目のほうがアクション寄りなかんじ。ちなみに私の好みは一作目かなー。まーカニバリズムとかモンスターとかカマキリとかカルト的なお話が好きな方にはハマるかなと思います。





裏バイト:逃亡禁止



この作品との出会いは、旦那様と数年振りに行った漫喫でございました。その日、旦那様は長距離勤務で埼玉まで行ってその帰りに三重の鈴鹿パーキングエリアに寄ったらしいんですが、なんとそこでスマホを落とすという大ボケをかましまして、一応NEXCO西日本に問い合わせして連絡先伝えてたそうなんですが、その後なんと親切にもちょうど旦那様が家に帰ってきた頃にNEXCO西日本の方からスマホが見つかったとのことで連絡があり、仕事で使う物でもあるのでその日のうちに取りに行く必要があって、深夜に鈴鹿パーキングエリアまで私もついて行って取りに行ったんです。ちなみにスマホのほうは残念ながらモニターが完全にお亡くなりになっておりました。結局、修理するにも即日は無理なんで一旦機種変することになりました。幸いにもかえとくプログラムが使える時期にはなってたんで、ぶっ壊れたほうのスマホをその後修理してから返却したので機種代金は二重にかかることなく済みましたが、旦那様には二度とすなやてブチギレました。旦那様はいつもなんか2年経つ前にスマホを壊すんです。




で、結局その日はこのまま大阪へ帰るとなると朝方になってしまうので、より近い京都の漫喫で仮眠してちょうど旦那様が翌日休みやったんでそのまま京都の義父のお見舞いやらしよかていうことになりました。というわけで数年振りの漫喫となったわけでございます。ちょうど京都南インターから少し行ったところに私が昔よくお世話になってた快活CLUBさんがあるのでございます。ほんま昔はよう行ってたのよ。友達がすぐ近くに住んでたし、基本我々の行動範囲がこの辺やったんです。その先のラウンドワンとかメガドームとかもめちゃくちゃ行ってました。京都市民並びに伏見区民、南区民にしかわからんような話でしょうけども。笑




で、私その日の昼にけっこうがっつり昼寝してたんで、久々の漫喫で興奮してたこともあり全然寝られなくてなんかマンガでも読むかーと思って、選ばれたのがこの作品やったわけです。結果めちゃくちゃハマりました。今やマンガワンでも連載追っかけて読んでおります。なんかちょっと前に私御用達YouTuberのかいばしらさんが紹介してたなーと思い出してそれで読んでみよーと思ったんです。




で、今作の主人公はハマちゃんとユメちゃんという2人の女の子です。彼女たちが毎回いろんな裏バイトに行って、そこで起こるいろんな出来事をオムニバス形式で描いている作品でございます。あと時々出てくるハマちゃんの後輩の橙ちゃんが面白いです。



で、ユメちゃんはなにか怪異がある場所を匂いで感じることができる特殊体質でして、ユメちゃんが毎回クサイクサイクサイクサイて言いだすと、こらなんかあるぞていうことで2人で協力して怪異から上手く脱出しつつ、ちゃんとバイト代ももらうというなんかちゃっかりしてる2人なんですけども、どうもこの2人それぞれ訳アリぽいことが最近徐々に明かされてきてまして、続きがめっちゃ気になっております。が、なんと先週休載やったのよ。悲しい。めっちゃ一週間楽しみにしてたのに。




ちなみに私が特にお気に入りのエピソードを3つほど挙げますと、ビルで警備員やる回と、雪山の回と、人形の回かなー。特に人形の回はラストゾッとしたわー。人形の中身は実は…ていうラストなんですけどあれはゾッとした。あと警備員の回はラストのセリフがけっこう印象的でした。ほんまのブラック企業は死んでからも働かされるていう。雪山の回は親子は助かったからそれだけはほんま良かったなと思うと同時に山神こえーてなる回です。あとは橙ちゃんメインの回も好きです。橙ちゃんメインやとコメディ回になります。もはや橙ちゃんが恐ろしい。つい最近の売り子のお話も橙ちゃん回で面白かった。




今作は程よく怖くもありつつコメディ的要素もありつつ読みやすいしオススメです。




十字架のろくにん


こちらも単行本は持ってないんですが、マガポケで以前からちまちまと読んでる作品でございます。こちらは復讐モノ。ただしけっこうエグめ。



主人公の漆間くんが小学生時代にいじめっ子たちに壮絶ないじめを受けた末に両親を殺され、弟も意識不明の重体にさせられてしまい、なんとしても復讐してやるぞというわけで、実は元日本兵の秘密部隊のメンバーやったおじいちゃんに殺人や拷問、遺体処理の方法なんかを徹底的に叩き込んでもらった上でかつてのいじめっ子たちに復讐を果たしていくお話でございます。



まーその復讐の過程が痛快爽快尚且つエグい。見てるこっちがヒィーってなるやつ。映画で例えるならSAWとかそっち系。絶対めっちゃ痛いやんてかんじのやつ。



で漆間くんが淡々と復讐をこなしていく様もなんとも恐ろしいのですよ。ミスミソウともちょっと似た系統ではありますけど、よりネチネチとしながらあくまで表情は淡々としてるというかただただ無で復讐を完遂していく様がなんとも恐ろしい。




私、まだ最新話までは追いついてないんですが、チマチマと楽しみに読んでおります。




アストロベイビー


お次はですね、実は先週からジャンプ+で連載がスタートしたばかりの新作なのですよ。現在2話までが配信になってます。無料で読めます。これがまー実に面白い。この作品は私一巻出たら絶対買おうと思っております。これから人気出そうな予感がしております。



舞台は、クーパー病ていう謎の病原菌による食人病が流行しているためにロックダウンしているとある半島みたいな場所にある街でございます。ここで生まれ育った青年が主人公でして、ある日兵士になって故郷に配属されることになった主人公が帰郷して憧れのお姉さんと再会するところから物語が動いていくんですが、この先の展開がもうなんかずっと面白いのよ。とにかくお読みくださいませてかんじなんですが、1話目のラストなんかもうたまらんのよ。今作、しゃべる赤ちゃんが出てくるのよ。その赤ちゃんの表情とかがこれまたいいのよ。連載開始されたばっかりの作品なんで、あんまり内容のことは詳しく書かずにおこうと思うんですが、とにかく赤ちゃんが魅力的なんでほんまぜひとも読んでほしい。笑




今から私のお気に入り確定な作品でございます。アニメ化とか既に楽しみやもん。赤ちゃんの声は諏訪部順一さんとかがええなー。笑





九条の大罪


私、元々闇金ウシジマくん好きなので当然今作も読んでおります。まだ全巻揃ってないけど単行本集め中。まー私の好みはどっちかというとウシジマくんやけど、こっちもなかなかのクズ人間たちの集まり。今作は主人公が弁護士なんで、少しまたクズ人間の質が違うというか、半グレとか悪徳介護施設の社長とか銭ゲバの弁護士とか、わークズやなーていう人々がいっぱい出てきます。で、主人公の九条は相手がクズだろうが関係なくあくまで依頼人のためだけに依頼を遂行していくので、世間では悪徳弁護士呼ばわりされているのです。



今作もウシジマくん同様、一つのエピソードを数話ずつで描いていくんですが、まーそれぞれの底辺ぶりとクズっぷりが素晴らしい。こうならんようにちゃんと生きていかなあかんなーて思うもん。こういう人には関わらんように生きていかなあかんわて思わされるエピソードがたくさんです。



まーウシジマくん好きなら本作も好きちゃうかなって思うので、そういう方はぜひどうぞ。そのうちこちらもドラマ化とかやりそうな気がいたします。




ケンシロウによろしく


今作はもしかしたら以前にブログで紹介してたかもしれないですが記憶にないので一応紹介しときます。ちょうど少し前に完結しましたし、テレビ東京にてもうすぐドラマも放映されますのでね。



今作は単行本全巻持っております。ちなみに今作との出会いはアメトークのマンガ大好き芸人でございました。そこからハマって全巻一気買いしました。



が、私的にはすごいラストが尻すぼんだかんじがするんよねー。そこだけもったいなかったなーと思う。沼倉の復讐相手が中盤過ぎたくらいで死んでしまうので、その後長期休載したとこから見ても作者さん自身方向性を迷ってはったんかなって思うんですが、やっぱり元々ネタみたいな設定をずっと続けるのは大変やったんやろなーて思います。とはいえ面白いのよ。ラストも唐突ではあったけど面白かったです。むしろもっとこの先読みたかったから完結したのは残念でした。沼倉第二章でずっとやっててほしいくらい毎回笑わせてもらって好きな作品やったんで。




この作品て北斗の拳のファンの方はどう思ってるんでしょうかね。ちなみに私は北斗の拳に関しては世代が違うんで大まかなストーリーとキャラクターと楽曲はパチンコとかたまたま見た再放送で知ってる程度なんで、今作はめっちゃ面白かったんですがファンが読んだら怒らへんやろかとちょっと心配になる。一応オフィシャル公認みたいですけども。今作は講談社の漫画で、北斗の拳は集英社やのに許可したていうのもなかなかすごい気がしますけども。講談社でわざわざこれを描こうと思った作者のジャスミン・ギュさんもなかなかの根性ですけども。笑



まー全8巻なので買いやすい巻数で完結してますし、ぜひとも読んでみてくださいませ。




鬼獄の夜


お次はですね、エログロ系ホラー作品になるんですけども、これがまた意外と面白くて私はアプリで一気読みしました。ちなみに現在ヤンジャンアプリで全話無料で読めます。



エログロ系てストーリーがないがしろにされがちやと思うんですが、今作は意外とストーリーがちゃんとしてまして、ちゃんとストーリーあるホラーとしても読めます。ただやっぱりエロい場面は多い。そこだけご注意を。



今作には鬼と呼ばれるものが出てくる村とその鬼、その村に足を踏み入れてしまった幼馴染の青年たち4人組、その青年たちのうちの1人の姉、そしてその姉の元カレ、村の近くの神社の神主の男、その妹と名乗る謎の女が主に登場するんですが、展開していくうちに最終的になんか悲恋物語になるのよ。許されざる恋が人を鬼にしたのだみたいな話になるのよ。そこまでの展開も脱出劇みたいなかんじでけっこう面白いし、エログロのバランスもけっこういいし、テンポも悪くなかったんで私はけっこう一気読みしました。ただしほんまにエロいんでそういうの苦手な方は要注意です。



絵柄はどちらかというと少女マンガぽいかんじ。なんか私が中学生の頃に流行ったエロ少女マンガを思い出すようなかんじ。私も友達に紹介されて刑部真芯さんの作品なんかを読んでたりしてたわー。いわゆる少コミ系のやつ。なんで余計に私にとっては今作は入りやすかったです。まー全話無料じゃなかったら読んでなかったでしょうけども。笑



まー興味ありましたらアプリでは無料ですしぜひどうぞ。





NEETING LIFE


こちらもアプリで知って、全話読んだんですが面白かったです。



会社を辞めて、ニート生活をはじめた主人公の日常を描いた作品なんですが、クライマックスでは意外な展開なんかもあって私的にはかなり面白かったです。そんなに長くない作品なんで、割と一気読みにぴったり。テンポも良いのですぐ読めると思います。



主人公のニート生活術を見てるだけでも面白いし、クライマックスの意外な展開もけっこう唐突ではあるけど私は好きでした。



一応、ラストにメタ的な演出もされてて、どこまでがほんまなんかわからんかんじに終わるのもええのよ。興味ありましたらこちらもぜひどうぞ。途中まではこちらもヤンジャンアプリで無料で読めます。残りの話も1日2回動画見たら貯まるポイントで見ることができます。




ホームルーム


こちらもアプリで読んでる作品。ちなみにこちらはマガポケ。おかしなおかしな両想いの話。



今作はまず画力が高い。高い画力でこのなんともアホみたいな両想いの話を描いてるのが面白い。主人公は学校の男性教師とその教え子の女の子なんですけど、どっちも頭がおかしい。はじめは教師のほうがおかしいんかなと思わせておきながら、徐々に教え子のほうもおかしいぞってなっていって、けど結局ははじめから両想いなんやからそない変なことせんでもええんとちゃうのと思ったりしつつ。要するに変人同士のラブストーリーでございます。



今作も完結済み。ちなみに私はまだ最後までは読めてないのよ。アプリって毎日読める話数限られてますからね。毎日ちまちまと読んでます。



まー教師と教え子の禁断の恋とか好きな方はぜひどうぞ。今作はピュアというよりとにかく変人ですけども。笑





ほんまはまだまだ紹介したい作品あるんですが、けっこう長くなってきたので今回はこの辺で。私、単行本は持ってないけどアプリで読んでるていう作品が実はけっこうあるのです。ただ、今回紹介した中やと裏バイトとアストロベイビーは今後単行本買うと思います。まーアストロベイビーはまだ一巻すら出てないですけども。けど間違いなく既にお気に入り確定。ほんまにオススメ。絶対これから人気出ると個人的には思ってる。今回紹介した中で特にイチオシです。裏バイトもかなり好き。世にも奇妙な物語とか好きな人は絶対好きな作品やと思います。あとは週刊ストーリーランドとかそっち系のかんじ。お化け系もあれば、宇宙系とか、人怖系もある。コメディタッチとのバランスがええのよね。なので、今回紹介した中でも特に私がオススメなのはこの二作品かなーてかんじ。どちらもアプリで無料で読むことも可能なので、ぜひどうぞ。では。