今年も明けて久しいですが、お正月に予定してた旦那様のほうの実家への帰省が、諸事情により行けなくなったことにより暇な正月になったので、旦那様と見に行ってまいりました。
ちなみに旦那様はSPY×FAMILY初見です。嫁がこんなにマンガやらアニメやら見てるにも関わらず。散々ボンドのグッズほしいほしい言うてるにも関わらず。私が持ってるマンガを読むこともなく、私がアニメ見てる横で一緒に見ようとなることもなく。世の中がこんなにアーニャで溢れてるというのに、全く内容知らない状態で今回の劇場版を見ました。まーさすがにアーニャとボンドの存在自体は知ってますが。私がグッズ持ってたりするので。
さて、今回の劇場版ですがシリーズ初見でもとりあえずフォージャー家の関係性だけわかってたら大丈夫やと思います。実際、旦那様も十分面白かったみたいなので。フォージャー家と、夜帷ちゃん、ヨルさんの弟のユーリくらいまでがわかってたら全く問題なしな気がします。序盤以外はほぼフォージャー家の面々しか出てきませんし。夜帷ちゃんは少々登場しますが。まーフォージャー家で特におさえておくべきメンバーはやはりアーニャでしょうね。アーニャはほぼ出ずっぱりですし。今回はアーニャが人のチョコを勝手に食べたことから思わぬ陰謀に巻き込まれていくお話です。アーニャの顔芸がいつにもまして多い。顔芸祭り。笑
あとは今回はボンドも活躍します。ボンド好きにもたまらない作品となっております。もちろん中盤以降、ロイドもヨルさんも大活躍。でもやっぱりアーニャがメイン。ストーリーとしてもアーニャの調理実習でメレメレという校長先生が大好きなお菓子を作ることにしたフォージャー家が、メレメレが有名なレストランがある街に小旅行に行くことになるというのをきっかけにして物語が動いていきます。
序盤、列車でアーニャが食べちゃったチョコが入ってたスーツケースを運んでいた怪しい二人組の声を賀来賢人さんと中村倫也さんがやっております。これがけっこう違和感なし。上手でした。で、この二人組は実はオスタリアの軍の人間で、アーニャが食べたチョコの中には実はマイクロフィルムという、国家に関わる重要なブツが入っていたことから、アーニャが軍にさらわれてしまい、ロイドたちがアーニャを救うべく動き出しますが果たして。というお話です。
で、中盤、アーニャが軍の人間にマイクロフィルムを取り出すためにうんこを強要されるんですが、ここが今回の一番の爆笑ポイントでございます。顔芸のオンパレード。うんこの神様も登場。こちらは声がなんと千葉繁さん。声優界のレジェンド。アーニャはうんこを出してしまうと自分が殺されてしまうので、なんとかうんこを我慢しようとしますが、子どもゆえに限界がきます。ここの描写がめちゃくちゃ面白かった。ぜひ劇場でご確認くださいませ。笑
シリアスな場面もありますが、SPY×FAMILYらしくコミカルな場面もたくさんあり、盛りだくさん楽しめます。SPY×FAMILYらしい劇場版となっております。初見でもファンでも楽しめると思います。私としてはけっこう満足な仕上がり。特にボンドのセリフとか登場場面が今回けっこうあるのが嬉しい。ちゃんと旅行連れて行ってもらえてよかったー。レストランの外で待たされてるボンド可愛かった。ボンドが一番好きなのよ。ボフッのバリエーションも多かったし。あとラストのフランキーが不憫すぎてわろたわ。いつも損な役回り。いいイジられキャラ。ユーリと夜帷ちゃんも相変わらず姉ラブ、先輩ラブで生きていらっしゃる。ここまでくると清々しい。笑
主題歌もテレビアニメシーズン１と同じくOfficial髭男dismと星野源さんが担当。作品の雰囲気に合っててよかったと思います。
今作は冬休みのお子さんにはピッタリな作品やったんじゃないでしょうか。もう今日から新学期でしょうけども。SPY×FAMILYの人気自体、ますます上がってきて、昨日本屋に行ったら単行本売り切れてるのも何巻かありましたよ。いろんなところとのコラボも多いですよね。どこ行ってもアーニャがおる。
私は単行本が出始めたくらいの頃から読み始めたんですが、まー作風的にアニメとかやったら人気出るやろなーと思いましたが、まさかここまでくるとは。あっという間にビッグコンテンツになりましたねー。絵柄が万人受けする可愛らしさがあるところもよかったのかも。いい意味でジャンプぽくない。まーSPY×FAMILYはジャンププラスのほうですけども。ストーリーも元々万人受けしやすいというか、とっつきやすくわかりやすいしね。これからご長寿シリーズとなっていくんでしょうか。コナンとかみたいに続けようと思えば永遠に続けられるタイプの作品ですしね。
今作はお子さんはもちろん、大人でも楽しめると思いますので、SPY×FAMILY初見の方もファンの方もぜひ劇場でご覧くださいませ。特にアーニャファンは必見ですよ。では。