最近ですね、旧統一教会の問題が明るみになった頃からかと思うんですが、以前に真如苑について書いた記事が私のブログで一番読まれている記事に挙がり続けてまして。やっぱりみなさん宗教問題に関心あるんですね。



あの記事を書いたのが2年ちょっと前ですが、あれから我が家がどうなったかというと、結論から言えば何も変わらないです。相変わらず母は真如苑に盲信中です。コロナ禍になってから法要とか集会を配信やzoomでやるようになってきてるので、最近は家でもお経流しはじめるんで迷惑この上ないです。まー唯一良かった点は、最近の真如苑の法要内容を私が知れるようになったことですかね。ちなみに最近はひたすらおたすけ推しみたいですよ。継主自らおたすけおたすけどんどんおたすけと毎回お話されております。あとおたすけ便利グッズの販売もしております。どんなのかというと例えば、猫ブームにあやかり継主が飼ってる猫の写真のカレンダー付きのカステラなどです。継主自ら、猫きっかけにおたすけ成功した話を自慢げに話したりもしておられました。なんとも浅はかというかなんというか猫好きとしては許せない行為ですね。猫をダシに使おうとはとんだ不届者です。笑





たぶんですが、真如苑の信者たちは元々高齢化してますし更にこのコロナ禍があって更に今新たに第二精舎及び真如ヤーナとやらを建設中なので、人集めとお金集めに教団は必死なんです。しかも求心力のある現在の継主がかなり高齢でまもなく世代交代なのでね。教祖一家の手を離れることになるので、今後弱体化するであろう教団をなんとか存続させるために今真如苑は必死です。海外にじゃんじゃん支部を建てたりしております。私からすればなんともおバカさんとしか思えませんが。





で、旧統一教会に関して政府が動き出したことで話題ですが、これって他の新興宗教に対しての措置は何もないままなんでしょうかね。だいたいどこの新興宗教も大なり小なりはもちろんありますが、旧統一教会と変わらないようなことやってると思うんですが。真如苑はさすがに旧統一教会ほど大きな金額の献金や壺を買わされるなどはないですが、それでも信者は自分のキャパ以上の金銭を払っていることも多いわけで、全く問題がないかと言えばそうではないと思うんですよね。どんな宗教であっても普通に生活している人より時間とお金は使うわけですから。あと、真如苑の場合は公称の信者数と実際に通っている信者数にかなりの開きがあるかと思いますので、そのあたりも今後明確にするような法的システムを整えてほしいと思います。まーそもそも宗教法人という存在そのものが今後問題になってくるのかなと思いますが、正直、税制面で得をするために宗教法人ということを隠れ蓑にして金稼ぎをしている団体もそれなりに存在していると思いますので、いっそのこと宗教法人そのものを無くしたらどうなんやと思うことはあります。もしくは税制面での優遇を無くしてほしいですね。





で、ちなみになんですが実は私の周辺の方にも旧統一教会の信者さんがいたことがありまして。その方もまーなかなかの献金額だったようですし、家庭崩壊にも追い込まれてたようなんですが、不思議と本人は気にもとめてないようでした。正に盲信状態といったところでしょうか。職場の同僚だったのですが、休憩時間にも統一教会の話を普通にされますし、それどころか私をセミナーに誘ってきたこともありました。かなりシフトに入ってて他にも掛け持ちで仕事をされてる方だったのに、なぜかいつもお金は無さそうでした。ちなみにご年齢は私よりかなり上、というより祖母と同い年くらいの方でした。年に一回くらい韓国へ行くと行っておられました。おそらく統一教会の総本部だろうと思います。あと、元々富山でご家族と暮らしていたけれどある日統一教会から西のほうに暮らしたら幸せになると言われ、それで関西へ家族を捨てて引っ越したと言っていました。息子さんたちとは今は絶縁状態だとも。なんとも悲しいことでしょうね。私はその方とは休憩時間には話すことはよくあったんですが、どうしてもプライベートでは避けるようにしてましたね。なんかことあることに統一教会の話になるので徐々に怖くなってしまって。まーそもそもお金に相当困っておられたようで職場の仲間で忘年会などあっても絶対にその方だけは参加してなかったです。服装もいつも質素で、お昼ごはんも買って食べているのは一度も見たことありませんでした。あと、同僚から少しお金借りてたりもしたようで。まー今となってはその方が今どうしておられるのか心配です。盲信状態から解放されていたらいいのですが。ご本人自体は穏やかでいい方だったので。





ちなみに私の母は散々旧統一教会問題のことをニュースでやっていてもあくまで真如苑は別というスタンスのようです。私からしたら大してやってること変わらないんですがね。最近では妹もかなりうんざりのようで、ええ加減にしてほしいと言うてるんですが、母に言わせれば真如苑は素晴らしいから今後も広がっていくんだそうです。どう考えても今後衰退の一途を辿ると思いますが。どんな分野であっても急進拡大させすぎた団体はある日を境に急速に衰退へと向かうものです。真如苑は正に今その一歩を踏み出しているかんじがします。実際、新興宗教は今続々と問題が取り沙汰されてもいますし。エホバも最近よくニュースで取り上げられているみたいですし、幸福の科学は教祖が亡くなって今後どうしようもなさそうですし、他の新興宗教の問題も明るみに出るのは時間の問題やと思います。




で、実はうちの母は今問題になりつつあるエホバにも入信しかけたことがあるんですよね。前にも言うたと思いますが。たぶんあのとき私がエホバのおばさんを追い返してなければ今もやってただろうと思うんですが、あの内容を信じる人たちってちょっとは自分でいろんなところから聖書の情報を得ようとか、本屋や図書館で探して読んでみようとか思わないんでしょうか。母見てると思うんですが、こういう宗教とかマルチに引っかかる人って基本自分で調べようとしませんよね。疑うって大事なことですよ。その組織の内部の人間が自分のとこの組織のことを悪く言うわけないんですから、デメリットなどは自分で調べないと出てくるわけないでしょう。物事をはじめようというときに、メリットだけを見て始めるのは危険です。宗教などに限らず、メリットとデメリットをよく比較した上で検討したほうがいいと思うんですよね。例えば保険とかでもそうですし、スマホをiPhoneにするのかAndroidにするのかとか、ネコか犬かとかでもそうでしょう。というか物事を決めるときって普通そうじゃないでしょうか。やのに宗教などに引っかかる人ていうのは不思議とそれをやろうとしないんですよね。できないのかなんなのかはわかりませんが、思考を止めてしまってそのまま比較検討をやめてしまうんですよ。はじめは疑っていたとしてもなんだかいいような気分にさせられるのが宗教の恐ろしさなんですよね。別に悪い人らじゃなさそうやし興味はないけど別にいいかで安易に入信してしまうともうアウトですね。そうなると人間はもうそれ以上調べたりするのをやめます。そして、そのうち完全にその世界に染まります。




で、エホバの聖書なんですが実は母が持っていたので軽く読んだことがあります。その上で私は本来の聖書もさすがに全文ではないですが、解説書を読んだり教会に通ったりして勉強をしたことがあります。聖書自体も持っています。



ちなみになんで私が聖書を勉強したかったかと言うと、映画への理解を深めたかったからなんですよね。洋画ってけっこう聖書の内容をモチーフにしてたりするものが多いのでそんなときに意味がわからないよりは理解してより作品を楽しみたいなって思ったので、せめて有名なエピソードだけでも知っておこうと思って勉強をはじめたら、意外と内容も面白かったので一時期勉強していたのです。プロテスタントの教会にも何回か足を運びました。ちなみにそこは会衆派のちゃんとした教会です。教会って入信してなくても出入り自由なんですよ。献金のカゴが回ってきますが、別に入れたフリしててもいいんです。これは私の隣に座ってたおばさんが教えてくれました。聖書も賛美歌集も持っていなくてもたいていの教会には貸し出し用が置いてありますし、行く宗派さえ間違えなければ教会は意外と気軽に行けるところです。ただし福音派となっているところはちょっと要注意かもしれません。聖書を極端な解釈しているところもあるので。あと基本的には日本基督教団所属とかって書いてる教会を選ぶとプロテスタントの場合安全かなって思います。これは日本の中で一番大きいと言ってもいいくらいの規模のプロテスタントの団体です。ちなみに聖書を勉強したいならカトリックは合わないと思います。私そちらのミサにもお邪魔したことがあるのですが、カトリックはあまり深く聖書のことをやる時間ていうのはありません。だからなのか基本みんなミサ中も聖書開いてなくて、教会から配られるプリントだけ見ながら進めていくので、プロテスタントより更にお手軽なかんじです。ちなみにもし私がキリスト教に入信するとしたならばお手軽なカトリックにすると思います。カトリックの場合は全国どこの教会に行っても同じなのでそういう意味では安心ですので。プロテスタントには当たりはずれがあるのです。まー私は入信するつもりはないですけどね。個人的に浄土真宗が一番楽やと思ってるので。だってなんまいだぶーと唱えてさえいれば誰でも極楽浄土に行けるんですよ。それならお金もなにもいらないしお手軽じゃないですか。そもそも私は保育園が浄土真宗系でしたのでののさま拝んで育っていますが、適当に気が向いたときだけなんまいだぶーと唱えといたらええかと思ってる程度の宗教観なので、熱心に宗教に打ち込もうとかって気はさらさらないのです。時間とお金の無駄としか思わないので。笑





で、そのエホバの聖書ですがいろいろ解釈がむちゃくちゃです。そもそもエホバって一人のアメリカ人のおっちゃんが勝手に解釈曲げちゃった聖書をこれが本来の聖書でっせとか言い始めちゃったトンデモ宗教なので、冷静にエホバの聖書と本来の聖書を読み比べればなんだかおかしいなと気付くはずなんですが、特に日本はそうですが元々聖書自体に馴染みがないので、これが聖書なんですよと言われるとそうなんや!と簡単に信じてしまうのですよ。で、普通あんな分厚い聖書を読もうとも思わないし、エホバに行ってれば教えてくれるし別に読まんでもええかてなって、そうやって間違った聖書解釈を教えられた挙句に輸血拒否などの問題に繋がっていくわけです。うちの母もはじめは聖書の勉強をしてみたくてエホバのおばさんを家に呼びはじめたそうです。実際、エホバって家に来るとき必ず聖書に興味はありませんかとか聖書を勉強してみませんかって言うてくるもんね。もし、ほんまに聖書を勉強したいのならとりあえず図書館なり本屋さんに行って解説書を読んでみましょう。とてもわかりやすく簡単に書いてあるものがたくさんあります。その上で興味が湧いたなら、新共同訳版聖書とか共同訳版聖書と書かれているものを購入したりして読んでみましょう。読みやすく文字を大きくしてくれてるバージョンとか、持ち運びしやすく小さいバージョンとかいろいろあります。ちなみに現在一番一般的なものは新共同訳版になります。カトリックもプロテスタントもだいたいこの聖書を使用していることが多いです。本屋に行けば簡単に手に入ります。Amazonでも売ってますし。エホバに入るよりよっぽど簡単なことです。なにかを勉強して身につけたいときにまず自分で行動できないとダメです。なんでも相手に教えてもらおうとすると宗教の場合はつけ込まれてしまいます。自分でも調べたりするという行動力が必要なのだと思います。





まー私もそういうことに気付けたのって結局母を見て育ったからやと思うのです。正に反面教師ってやつですね。うちの母は宗教だけじゃなくマルチにも引っかかりやすい人なのです。ニュースキンやらミキプルーンやら有名どころはだいたい引っかかってますので。ついでに妹はアムウェイに引っかかりましたし。あんなもん普通におかしいなって私なら思うので私ならとりあえず調べるんですが、母と妹は感受性が豊かなのかなんなのか信じてしまうんですよ。ちなみに母はよく通販にも引っかかります。テレビで見た化粧品とかサプリをお試し価格で安いからと買ったはいいがその後定期購入の沼にハマるやつです。よくありますよね。あれうちの母はことごとく引っかかります。学習能力がないのかなんなのか毎回おんなじことやってます。



ちなみに私は定期購入もできる化粧品を使ってますが、あえて安くなる定期購入ではなく毎回なくなりかけたときだけ買ってます。絶対余って貯まっていってしまうし、毎回普通に買うほうが結局私にとってはお得だからです。ほんまは店舗でも買えるんですが、近くに店舗がないので今は通販購入してます。ちなみに普通に有名どころのやつですよ。ポーラ系のあそこのやつです。私には合ってたので愛用中です。いろいろシリーズありますが私が使ってるのはちょっとだけいいやつです。白いフタのやつ。半透明のボトルの。宣伝するつもりはないのでメーカー名は出さないですが、わかる人にはわかるでしょう。笑




というわけで、今後も新興宗教の問題は広がっていきそうですね。私にとってはありがたいことですが。私自身、2世信者と呼ばれる存在でありますので他人事ではないですし、真如苑においても家族入信問題に関してはなんとかしてほしいなと思っています。そういうことができないような法整備がされていくとありがたいなと思います。では。