R6.8.18

 

  チョコレート色の蕾がひときわ鮮やかです。ノダケです。

  雄性先熟なので、初めに、おしべが出てきます。

  蕾に、白い筋のようなものが張り付いていますが、

 それが、おしべです。1つの花に5本ついています。 

 

 

 

 こちらは、ススキ。

 黄色い小さな釣鐘状のものは、おしべ、一つの花に3本ついています。花といっても、花びらはありません。

 このススキも雄性先熟で、おしべが消失した後に、めしべが出てきます。

 一般に、ススキというと、結実した後に、実についた白い毛(芒)を思い出しますが、結実前の、黄色いススキも美しいものです。

 

 

 今、ゆうすげの道は、ユウスゲが終わり、ススキやマツムシソウが大群落をつくっています。

 マツムシソウの多くは、雌期を迎え、頭花には、ネギ坊主のようにめしべが飛び出しています。

 ちょうど、クジャクチョウが吸蜜をしていました。

 

 

 だいぶ散ってしてしまいましたが、2つだけ花が残っていました。コオニユリです。

 ゆうすげの道の東端の道端で、毎年花を咲かせます。