くろべは土日がお休み。

そのうち、隔週の土日はプレーパークに行ってる。


今週はプレーパークがない。

そんな日は、少し9時くらいまでのんびり朝寝。

息子も起きずに寝ている。

いろいろしたいこともあるけど、体を休める日だってないと

くろべもしんどいはず…と思って口には出さずにだらだら

できるようにしている。


けれど、今日は東京からお客さんがくる。

私は掃除したりしたのに、そういうときに限って(そういう

時だからこそ)息子がぐずぐずしてだっこしてきたり。


夫はごろごろ、息子はぐずぐず、私はイライラ。


そういうときについ、息子に向かって「なんでぐずぐずしてる

の?お外に行きたいの?」なんて言っちゃう。ちょっと怒った

口調だったりする。


くろべは「お外行きたいのか~」って、ジャンバー着せて連れ

て行く。息子もにこにこして、バイバイって手を振って出ていく。


そして一息ついて、息子に対してあんな言い方は良くなかった

なと思った。(ので、ここに記録)


なぜよくないかというと。

私のイライラは、息子に対してではなく、夫に対してのもの。

「息子がなんで私の仕事を邪魔するの~もう!」と思っちゃう裏

には、「私は今から片付けをしたいのに、夫は息子を見ててく

れない。手伝ってほしいのに」が隠れてる。


本当は、夫に伝えるのが正しい。

「私、今日は片付けしたいから、息子をつれて散歩にいってほ

しいんだ」


子育てしてると、やることがいっぱいで。

ついつい、順序をはぶいてしまう。


けれど、なるべく省かないようにしたい。


というわけで、掃除にいそしみます。







3月11日(日)の振り返りから抜粋。



とくに意識ぜずに過ごした。



お外育児 ~すずの子育ちらいふ~-ザ・くぎさし


遊ばず、ぼーっとしてようと思った。

昼間は晴れて、バッタはらっぱがあったかった。

春を感じた。
子どもも冬を越えて久しぶりの子が多かった。

               (のってぃ)  


数日、自分にとってどんな日か考えていた。

一年いろんな人に支えられて感謝。どんなことが

あったか整理して、自分の中に落とし込む。
感謝を言うよりは思う日にしたい。
自分は西公園プレパに出会って、何かのときに連絡

がとれる人がいたことを嬉しくおもう。

西公園で過ごしたいと思った。 (かずき)

子どもよりも震災のことが気になってしまった。
ホットケーキも楽しくできて良かった。
小学生Gたちとクアルト(木製ゲーム)できて頭使っ

た遊びもできた。

いつも通り楽しくできた。   (キムチ)


こんな日だから、子ども来ないかなと思っていたが、

だんだん増えていった。
子どもたちと過ごせて涙が出そうだった。
火に夢中、くぎさし、それぞれ楽しんでた。
春の準備、ギシギシ抜き、倉庫の片付けもやった。
ちっちゃなイスのペンキ塗りもしたい。(すず)

お外育児 ~すずの子育ちらいふ~

子ども来ない時は、息子といた。
息子の行きたいままに歩いた。
こんな事できるのもプレーパーク
棚作れて良かった。
棚に引き出し→うまく使えるように考えたい。

震災のことはあまり考えてなかった。
倉庫に屋根つけたい。    (くろべ)


午前中は人が少なかったけど、14時頃から人が増えて

きた。14:46は、私は黙祷をしたけど、他の人も自分

のやり方で過ごしていた。
特別なことはしないけど、いつものプレーパークでい

つもと同じように過ごせるのはいいなぁと思った。
加えて、引っ越し前にみんなとゆっくりした時間を過

ごたっていうのも大きいです。   (エリー)


いつものみんなと話したり遊んだりしながらゆっくり

過ごせてよかった。
3月11日ってことを子どもたちも意識していて、14時

46分の瞬間に「こんなもんなんだね~」と言ってたの

が印象的だった。
わたしも「こんなもんかぁ」って感じだったけど、子

どもたちと過ごせたことはよかったなぁと思う。
一日、いい時間が流れていたと思います。

あの日から、一年が過ぎていきました。



3月11日までの数日間、そして当日14時46分という

時間が私に重くのしかかっていたこと。

過ぎた後に、気が付きました。


息子とくろべは朝からプレーパークへ。

私は洗濯をしてから、向かいました。

胸がむかむかして、途中で少し食べたら落ち着きまし

たが、こんな時には一人でいちゃいけない、早く安心

できる場所に自分が笑える場所に行きたいと思いな

がら、西公園に車を走らせました。


プレーパークに行くと、いつもの雰囲気と見知った大人

の顔があってほっとしました。

子どもは息子一人だけ。でも息子も大人たちも楽しそう

でした。


天気が心配だったけど、昼ごろから日差しでてきて春

を思わせるような暖かさ…は一瞬。

やっぱり寒かった…けれど冬から春に近づいているこ

とを感じる一日だった。


お外育児 ~すずの子育ちらいふ~

気仙沼の遊び場「あそぼ~ば~」のプレーリーダー

「かんぺ~」からお土産にもらったふかひれスープに

ご飯と卵をいれて雑炊に!!

体もほかほか~ラブラブ

「ところで、どれがフカヒレなんだ?」



お外育児 ~すずの子育ちらいふ~

お腹いっぱいになった息子は、くろべと散歩に。

広場に座って、どろをこねこねこね・・・。

そしてこんな感じに!

プレーパークにいると、母から離れて遊ぶようになって

来た。

去年の3月11日はまだ寝てばっかりだった。

それが、こんなに歩いて遊ぶようになった。

大きくなったね。


13時くらいから、ぞろぞろと懐かしい顔があらわれて、

小学生、中学生、大人とにぎやかになっていった。

そして14時46分。

西公園プレーパークは、子どもの声が響いていた。


なんかね、涙がでそうだった。

ここで今日を過ごせてよかった。


手を合わせることはしなかった。

けれど、心のなかで祈っていた。

今日は、朝から雪。

午後からは雨がしとしと。

静かな雨は、春を予感させる・・・。


私とくろべと息子でプレーパークへ。

さっそくブルーシートで屋根を作り、その下で

作業にいそしむ。


この間、作った「ちっちゃいイス」ラブラブ


お外育児 ~すずの子育ちらいふ~
(あおむしが散歩中だったみたい)


1歳4ヶ月の息子が座れるようなサイズだよ。

ご飯によし、土遊びによし!

イス2個に板を渡せば、なんとベンチにもなる

優れものだよ。

暖かくなったら、イスに温かい色を付けたいな。


くろべがのこぎりで木を切っていると、息子もマネ

してのこぎりを持ち出して丸太をぎこぎこ。


お外育児 ~すずの子育ちらいふ~
のこぎりは、引くと切れる。

息子はちゃんと引いて切ってた。もちろん、木を叩い

たりもしていたけど、丸太には引いた跡がついてた。

すごいな、と思う。


私、こう使うんだよと教えたことはない。

息子は遊びのなかで見ていたのだと思う。

そして「使ってみたい」と思ったんだろう。









2011年3月11日から、もうすぐ1年・・・。


あの時、5ヶ月直前だった(誕生日が12日だから)

息子は、1歳5ヶ月になろうとしています。

あの日から1年という日が来る、ということが信じ

られない気がしています。


西公園プレーパークでは、「3月11日を一緒にすご

しませんか?」とちらしで投げかけました。


この日は、じぶんが一緒にいたい人と、じぶんが

おだやかにいれる場所にいることが大切だなと

思うのです。


私はこの日、家族でプレーパークにいきます。

石巻のましゅーは、「亀が森公園」で過ごそうかな、

と言っていました。それもすごくいいと思いました。


3月11日にしたいこと。

子どもたちには、いつもの遊びができるように環境

づくりをしたい。

あの日から1年ということは、少し大きな子どもたち

であれば意識しているでしょう。

でも遊びたいなら、思い切り遊べばいいと思う。

話たいなら、子どもたちとも地震の話をしよう。


冬の間、作らなかったブランコロープやモンキーブ

リッチをつくったり、小さな木のイスにペンキを塗っ

てみたり、くぎさしで盛り上がったり、べっこうあめ

をつくったり、サッカーしたり・・・。


大人はあの日の話が、暖かいお茶でも飲みながら

出てくると思うけど、子どもたちから少し離れて話す

ような心づかいをしたい。


今の天気予報は曇りだけど、穏やかな天気になる

といいな・・・。