こんにちは!!
突然ですが皆さん、
(友人のウェディング写真より)
「インド人女性のおでこのポッチ」って一体なんなんだろう、、?
って思ったことありませんか
私が6月に渡航したバングラデシュはインドと非常に文化が近いので、バングラデシュでも多くの女性たちがこのポッチをおでこに付けていました。
(私たちにとってのインドの文化→ヒンドゥ文化圏の文化→南アジア地域の文化って事がよくある気がする)
とにかく、バングラデシュに着いてすぐ、
「うわー映画とかで見たことあるけど、このおでこのポッチって何なんだろうーー」
って興味深々になったわ、私。
特に赤いポッチなんておでこのニキビみたいだもんね。
なんか、日本人の感覚からすると、違和感があるもんね。
このポッチ、正式な名前は
「Bindi」(ビンディ)
です。
バングラデシュのベンガル語では、
「Tip」(ティップ)と言うらしい。
このビンディ、
簡単に言えば「アクセサリー」(またはジュエリー)だそうです。
私、現地で本当に色んな人に聞いたんですけれど、詳しい意味はあまり説明してもらえませんでした。
(めんどくさかったのか、どう説明すればいいのかわからなかったのか?笑)
だけど実際にバングラデシュに滞在してみて、このアクセサリーっていう説明、実に的を得ていると思いました。
ビンディは特別な日だけ付ける訳でもなく、年齢問わず子供からおばあちゃんまで付けています。
街を歩くと、付けてる人もいれば、付けてない人もいるし、色んな大きさ(直径1センチくらいのビンディもあれば、3ミリくらいのもある)や色があります。
これは、憶測ですが、ビンディは、私たちにとってのネックレスやブレスレットと同じような感覚なのでは!?
「あーネックレスつけてくるの忘れたー」
とか
「今日は青いブレスレットにしよう」
とか
そういう感覚で皆さんビンディを付けているのかなぁと思いました
しかし、やっぱりネットで調べてみると、このビンディには色々と深くて複雑な意味があるようです。
例えば、第3の目(the third eye)、第六感のエネルギー(anja chakra)、知性とパワーの源といった意味だったり、
地域によっては、赤いビンディは既婚女性のみが付ける、魔除けのために両親が赤ちゃんにつける、といった習慣もあるそうです。
英語記事にはなってしまいますが、こちらの「あなたがビンディを付ける前に知っておくべき全ての事」というタイトルの記事では、著者のビンディについての詳しい調査と考察が書いてあります。
「南アジア人、東南アジア人、もしくはビンディ文化のある地域の人でないならば、ビンディを付けるのは避けましょう。」という意見も紹介されていました。
また、「南アジアの人と結婚している場合、イベントや式に参列する場合にビンディを付けるのは良いけれど、ハロウィンの仮装のような感覚でビンディを付けるべきではない。」というような意見や、「ビンディを付けるかどうかは個人の裁量に任されてる。」という意見もあり、本当に明確な決まりは無いみたいです
うーん、結構難しいのね。
そして私りん子、
私の周りの友達はみんな、めちゃめちゃ楽しそうに、嬉しそうに、私にビンディを付けてくれていたので、「アクセサリー」と説明された以上、私はあまり深い意味を気にせずにバングラデシュの文化として純粋に楽しんでビンディを付けていました。
そして、気になったので、先ほどバングラデシュ人の友人に、
「私みたいな外国人がtipを付けることって良くないの?」と聞いてみました。
すると、こんな返事が。
私:「ほんとに?」
「うん、少なくとも私が知ってる99.99パーセントの人は女性のおでこにビンディが付いてるのが好きだよ。」
と、言われました
よ、よかったぁぁ
そして、バングラデシュを去る頃、お土産にこんなビンディステッカーをくれた子もいました。
そして、普段はシールを使ってる人が多いみたいでした。
このビンディシールの質感や大きさは、小学生の時に音読カードとかで使ってたシールとほとんど同じです。(伝わるかな笑)
はぁ、全く新しい文化だった、面白いねぇ
ちなみに私のバングラデシュ人の友達(シドニー留学中に出会った)は、シドニー滞在中、服装は完全に欧米ファッションだったし、ビンディも付けていませんでした。
唯一、バングラデシュ建国記念日だけ、シャリー(サリー)を着てビンディを付けてお祝いしていました
ということで、バングラデシュに渡航して知った「インドのおでこのポッチ」、もとい「ビンディ」文化でした。
そして、このビンディの文化についてもっと詳しく知っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ色々と教えてください
・・・・・・・
てか、ドバイの旅行記じゃないのかよ!!
と思った方、、、
ごめんなさい!!次はドバイの記事にしますーー!
脱線しましたーー!
りん子