まだ春が来ないうちから咲き出す黄色い花、適切な形容ではないかもしれませんがシュレッダーにかけたような細長い紙片に見える面白い形の花です。
花の形がすごく自由奔放という感じです。
文献からの知識として、
「マンサクは日本固有種ですが、近縁で中国原産のシナマンサクという品種もあり、見た目はそっくりなのですが、違いはあるのでしょうか(中略) シナマンサクのほうが開花が早く、1月中に咲き始めることが多い。マンサクは少し遅く、2月になってから咲き始めることが多い。花弁の長さはシナマンサクのほうが長く、マンサクのほうが短いようです。花弁基部の色が違い、マンサクが鮮紅色であるのに対し、シナマンサクは暗赤色です。シナマンサクは開花時期になっても前年の葉が枯葉となって枝にかなり残っているのに対し、マンサクは少ししか残っていないという違いもあります」
残念ながら、私はまだマンサクの写真がありませんので、シナマンサクの写真だけを紹介いたします。
撮影2024/01/30
少し時期が早かったので、枯葉の残る枝につぼみが膨らみ、一輪だけ咲きかけている様子です。(下の四枚)
撮影 2023/02/17 二月はほぼ満開です。顔を花に近づけると良い香りがします
(下の三枚)
撮影 2016/03/04 三月でもほぼ満開です。ただし、同一年の経時変化ではないのが残念ですが・・・。(下の三枚)
学 名 Hamamelis mollis
科 ・ 属 マンサク科マンサク属
別 名 キンロウバイ(金楼梅)
原 産 地 中国
撮 影 日 2106.03.04 、2023.02.17、 2024.01.30
撮影場所 兵庫県西宮市 北山植物園
一月の北山植物園の様子を別ブログで紹介しております。お時間あれば
A 342 話 1月の北山植物園 | 爺の日常生活 (ameblo.jp)
をお訪ねいただければ幸甚に存じます。
参考文献
シナマンサク - 庭木図鑑 植木ペディア (uekipedia.jp)
マンサクとシナマンサクの違いとは? - 京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈 (goo.ne.jp)
シナマンサク | Hamamelis mollis | かぎけん花図鑑 (flower-db.com)
シナマンサク Hamamelis mollis マンサク科 Hamamelidaceae マンサク属 三河の植物観察 (mikawanoyasou.org)