町内の散歩時に見つけた花ですが、50センチくらいの高さなのに沢山の花を咲かせていました。

名前が全然わからないので、いつものように「レンズ」(アプリ)を使って「カルーナだ」と思いました。

 

カルーナはエリカに近縁の植物で、1属1種の常緑低木ですが園芸品種は1000種を超えるそうです。学名は正しいかどうか自信がありませんので、ご存知の方、教えていただけたら嬉しいです。

 

この花の茎や葉は、化学を専攻した私のイメージでは実験室で使う試験管などを洗うブラシに似ていて、花は密生しています。そしたらなんと、学名のCallunaとは「掃く」という意味があるそうで、この枝でほうきをつくったことに由来するのだと文献にありました。

(私がブラシのようだと思う感覚はまんざらでもない・・・と自画自賛)

 

 

葉は肉厚の針葉樹のように見え、一見ローズマリーに似ています。原産地が涼しい地方なので夏咲きが主ですが、日本では晩秋から開花した苗が出回り、秋冬に花を楽しめるということです。町内のこのお宅もそんな花を手に入れられたのかなと想像しています。花後も萼が残り、花が咲いているように見えるそうです。

 

学   名      Calluna vulgaris
科 ・ 属      ツツジ科ギョリュウモドキ属

別   名            ギョリュウモドキ,ヒース、四方柏(しほうはく)
原 産 地       ヨーロッパ、北アフリカ、シベリア
撮 影 日           2022.03.13
撮影場所                兵庫県川西市内

 

 

 

 

 

 

 

エリカに近い花というので、未整理の写真ファイルからエリカを探して載せてみようかと思います。

 

参考文献

カルーナとは|育て方がわかる植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版) (shuminoengei.jp)

カルーナ ブルガリス(ヒース) | オザキフラワーパーク (ozaki-flowerpark.co.jp)

カルーナ・ブルガリス&カルーナ・ガーデンガールズ|そだレポ(栽培レポート)byごつむし|みんなの趣味の園芸 (shuminoengei.jp)