2023年10月にこの花は間違えて「カワラケツメイ」と記事にしていましたが、ブロ友さたちから

セスバニア

とご指摘をいただき、その記事中で修正いたしました。

 

花をインターネットで探しておられる方がいた時には、正しい花名での記事が必要だなと思い、年は変わりましたがここに再掲いたしました。

(カワラケツメイの記事は修正をわかるようにして残しています)

 

 

花の写真に興味を持ちだした初期の写真で、名前を同定するための情報が十分ではありません。今から写真を追加で撮って、情報を集めるというのもできません。

 

というのは、2006年の9月の撮影でしかも日本国内ではなく、中国上海市内で撮った写真なのです。

 

 

 

         トリミングして方向を変えてみました

 

 

定年退職後の私に、とある会社から中国上海市に小さい化学工場を建てるために力を貸してほしいと依頼があり、工場建設地を探しに行ったところで見つけた花なのです。

工場建設の候補地の一つを訪ね、環境などを確認しているときに「見たことのない花が咲いている!!」と写真に収めました。 

 

建設地の検討に行っている大切なときに、花の写真をパチリパチリと撮るわけにはいきませんでしょう。

 

二枚撮影して、ボケの少ない方をここに紹介いたしました。

 

学   名     Sesbania rostrata

科 ・ 属     マメ科ツノクサネム属       
原 産 地     アフリカ 
撮 影 日          2006.09.05.
撮影場所            中国 上海市内 

 

参考文献

セスバニア | 中日本農業研究センター (naro.go.jp)

「マメ科の1年草。マメ科の中では耐湿性に優れる。草丈が高く被覆力に優れることから耕作放棄地の管理(雑草対策など)にも有効である。S. rostrataは根粒だけでなく茎粒でも窒素固定を行う。深根性のため透水性の改善効果も期待できる」

 

田助|セスバニア|緑肥作物種子|畑作園芸分野|商品情報|雪印種苗株式会社 (snowseed.co.jp)

・耐湿性に優れるため、水田転換畑で生育力旺盛です。
・マメ科のため開花始めでの炭素率(C/N比)が低く、後作小麦等への窒素飢餓の心配がありません。
・マメ科の中では初期生育が良好で、草丈は1.5~2.0mにもなり、すき込み量2.5~3.0t/10aで良質な有機物を補給できます。
・直根系であるため、湿害のある圃場での排水性、通気性の改善に効果的です。

 


日本でもこの花を見つけることができればいいなぁ。