学 名 Equisetum hyemale
科・属 トクサ科トクサ属
別 名 砥草、木賊
原産地 北半球温帯
撮影日 2019.01.21 ~ 2019.05,03
撮影場所 兵庫県川西市内
よく見かける植物の一つですが、花も咲かずに笹のようにスッと伸びている茎を観賞するものだとばかり思い込んでいましたが、写真にあるように、茎のてっぺんに土筆みたいな形のものが見つかりました。
これは初めての発見でしたので、webで調べたみたら「胞子葉群」と分かりました。地下茎でばかり増殖するのだとこれも思い込みでしたね。
Wikipediaなどによれば
皮細胞の細胞壁にプラントオパールと呼ばれるケイ酸が蓄積して硬化し、砥石に似て茎でものを研ぐことができることから、砥草と呼ばれる
古来、茎を煮て乾燥したものを研磨の用途に用いた。「とくさ」(砥草)の名はこれに由来している。紙やすりが一般的な現代でも高級つげぐしの歯や漆器の木地加工、木製品の仕上げ工程などに使用されている
茎の先端にツクシの頭部のような胞子葉群をつけ、ここに胞子ができる。
茎の途中には節がいくつかあり、上に引っ張るとその部分からすぽっと抜けます。節の部分を囲むようにギザギザのハカマがあり、それが葉に当たります。 引用終わり
↑の説明の葉の部分、写真にも撮れましたのでこれ↓ です。
説明文を知ったうえでよく見れば、こんなモシャモシャした葉があったんだとびっくりです。植物の世界も奥深いものですね。
芽が出てくるときはこんなです↓
真夏に胞子を飛ばすらしいので、そんな写真は撮れるのだろうかと思いますが、Let's try !!