今日は、私のことを書こうと思います。 

そしてイラストを描くきっかけとなったことを少しだけお話しします。

 

私は病院で診断された訳じゃないけど、強迫性障害だと思います。

小さい頃から気にする方でしたが、結婚して腰を悪くし仕事を辞めることになり、自分自身が世の中から取り残された気分になってかなり自信を失いました。

 

そのせいか、以前よりも「気にする」ことが酷くなりました。

家の中に居ても「何か不安なこと」「気になること」が頭に過ぎると落ち着かなくなり、気になっていることを「確認」しないと気が済まないのです。

「確認」し出したら、悪いループの中に入ります。 「確認」して大丈夫なのにいつまで経っても安心しない。 頭が「大丈夫」と認識してくれないので何度も確認作業を繰り返す行動に走ります。 何度も時間を掛けてするので、頭も体も疲れてきて涙が止まらないという時が沢山ありました。

 

起きている時は常に「強迫観念」が出ていて、例えば「悪いことが起きるかもしれない」「自分の行動で他の人に迷惑を掛けるんじゃないか」などと色々と不安を抱えている状態で振り払っても消えません。 頭の中では「不安」だらけで毎日疲れていました。

こうした日々を何年もひとりで抱えていましたが耐えることが出来なくなり、家族に打ち明けることにしたのです。

家族は私の気持ちを理解してくれて、少しだけ重荷に感じていたものが消えましたが、まだまだ完全ではありません。

誰かと一緒の時はある程度大丈夫ですけど、「強迫観念」は消えませんでした。

 

これと同時に私は子供に恵まれず悩んでいました。

30代では気持ちに余裕があり、「いつか自然に恵まれるだろう」と思っていたけど全然出来ないのです。

友達やカルチャースクールなどに参加しても、女性が多い所なので子供の話しばかりです。 

「お子さんは?」と聞かれることや子持ちの方の「学校での子供の話し」といったことなどを話されても、私には経験がないのでそういった話題は苦痛で仕方ない。 

どうしても女性で子持ちの方は子供の話しに偏ります。 

 

40代になり自分の子供の顔が見てみたい、どうしても欲しいという気持ちから最後の希望に掛けて不妊治療しましたが、授かることは出来ませんでした。

通院とともに、授かりやすくなるよう家では運動、食事管理など色々と自分で出来ることは何でもしていたのです。

授からない結果に終わり「こんな頑張って治療や体質改善しても、うちには赤ちゃんが来てくれることがない、どんなに努力しても報われることはないのだと」本当に絶望しました。

 

この続きはまた次回にupします。