日々の気づいたことをメモがわりに書いてます。


前回のブログから

またまた何日も経ってしまった…無気力


気づいたことを文章にしていくのは

私にはとても頭を使う作業なので、

毎日ブログを書いてる人を本当に尊敬します。



さて、本題の前にお知らせです。


9/29〜10/1まで

北池袋新生館シアターで行っていた


『#1匹の鬼─江戸文化を愛した文豪、永井荷風の物語─』


アーカイブ配信が開始されましたびっくりマーク



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2023年11月10日(金)まで

全国どこでも、何度でも視聴いただけます。


1匹の鬼について

彼の生き様を感じてくださるお客様のお声がとても嬉しかったです。



演出家の宮守さんのプランである、

「赤とセピアの世界」が

映像の中に映し出されていて

とてもきれいに編集いただけました。


ぜひ観ていただきたい作品になっています。


2000円とお得ですので、

この機会にぜひご覧くださいませニコニコ



さてさて、それでは本日の本題です。


 TODAY'S
 
​きよみず2周年を迎えて


なかなか文章にまとまらずにおりました。

筆がどうしても進まなかったので、

先日、

インスタLIVEで思いのままに喋りまして

そこから気づいたことをまとめてみます。


きよみず2周年


あっという間のようで、

まだ2年かという気持ちでいます。


なかなかご挨拶が間に合っておらず

申し訳ありません。


多くの方々のおかげで

2年目を迎えることができました。


ありがとうございます…


いろんなことを試した2年目

新しい出会いもあり、

演劇の世界以外の方ともたくさん繋がりました。


きよみずが出来てから

2度目の池袋演劇祭。

初めて一人で公演に挑みました。


たくさんの方が協力くださったので

果たして一人かと思うのですが


私にとって

皆様はお仕事を依頼した方々であって

身内ではないので

普段以上に神経質になっていたんだと思います。


神経質にならないようにと思いつつ

無意識にずっと気を張り詰めていたようです。


気を遣うところが違う。


ホッと力が抜けた今なら

渦中は本当に余裕がなかったなとわかるのですが。


そんな状態で終えた公演。


インスタLIVEでは

続けることの意味なんてことを考えて話しました。


改めて振り返ってみて

私にはなんの力もなければ

仕事をうまくやりくりできる頭もありません。


皆さんに助けていただいて

なんとか生きてる状態です。


そんな毎日ですので、

いろんな方にご恩返しがしたいと

日々動いておりますが


たくさんの方にご迷惑をかけて

私が動くことは果たして意味があるのか?


と定期的に考えます。

何のためにやっているんだろうかと。


やりたいと思う人100人

やる人10人

続ける人1人


なんて言葉を聞きました。


ただ続けるだけなら

出来てしまうと思うのです。


でも、ただ続けて何になるんだろうと思うのです。



「今回のことを活かして

次に繋げてほしい。」


そう言ってくださる人生の先輩方が

周りにたくさんにいてくださるのは

本当に有難いなと思います。



芝居を続けてもう15年過ぎました。


憧れの先輩が辞め

評価の高い同期が辞め

将来有望と言われた後輩が辞め


自分よりも才能ある役者が

次々と辞めていく中で

自分が舞台に立ち続ける意味とは何だろうと。



インスタLIVEでぐるぐる話しながら

結局、

自分ができることで生きていくしかないんだよなという結論になりました。


金子みすゞさんの

「私と小鳥と鈴と」


 私が両手をひろげても、
 お空はちっとも飛べないが
 飛べる小鳥は私のやうに、
 地面を速くは走れない。
 私がからだをゆすっても、
 きれいな音は出ないけど、
 あの鳴る鈴は私のやうに
 たくさんな唄は知らないよ。
 鈴と、小鳥と、それから私、
 みんなちがって、みんないい。


こちらにもありますが、

自分にできることできないことがもちろんあって


例えば自分は太陽タイプという話を最近いろんな方としまして、


水が欲しいと言われても雨にはなれないし

風が欲しいと言われても風にはなれないし

土が欲しいと言われても大地にもなれず


私が太陽であれば、

芝居の世界という光以外で出来ることが思いつかない。


一度家庭の事情で

2年ほど芝居ができなかった時期があるのですが

廃人のようになってしまい


芝居の世界で生きることが

自分にとってどれだけ重要か

思い知ったのを思い出しました。



周りの目はいろいろあります。

自分の実力がどんなもんだろうと。


それでも

芝居の世界に入ったとき、 

初めて息ができたような気がしました。

自分が🐟なら

水の中に入れたような。


日常に戻ると

陸に打ち上げられた魚のように苦しい自分に気付きました。


芝居ができなかった2年間は

まさに死にそうな魚でした。



例え話があっちゃこっちゃしてますね。



自分が生きていくためには

自分のできること

芝居を続けていくしかない、


生きている以上は

何をしても人様のお世話になるので

鈴木愛子が鈴木愛子としてできることを

続けていくしかないなと。


続けていくなかで

一回でも誰かの何かになったら

最高に幸せだなと


太陽が欲しい人には

いつでも光が欲しい時に

届いたらいいのではないかと


喉が渇いている人は

日の当たらない涼しいところに行っていただいて


また日光浴したくなったらきていただいて


去るもの追わず、

来るものは拒まず

(自分が嫌だと思ったら逃げるけど笑)


やめれば終わりますが

続ければなんかあるんじゃないかな

くらいの気持ちで

鈴木愛子の人生を

変わらず全力で生きようと思います。


今回の『1匹の鬼』

永井荷風へ

森鴎外さんの台詞で

「そのまま生きなさい。必ず同志はいる。」

というのがあります。


これは自分が言って欲しい言葉として

入れたように思います。


いろいろ書きましたが、

2年目は、そうですね。

きよみずの仲間が増えたらいいな。





また書きます。



『1匹の鬼─江戸文化を愛した文豪、永井荷風の物語』

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