我が家は今、3人の子供を授かっています。
小学校2年生の長男
年中さんの次男
自宅でやんちゃし放題の2歳長女
の3人です。
元々、妻も私も子供好きでしたので、本当に有難いと思います。
でも、長男を授かるまでは、子供が授かれないのでないか?と本当に不安でした。
不妊治療にも行きました。占いにも行きました。
ただ、不妊治療を開始して、1年弱で妻が妊娠し、長男を授かることができました。
結婚して3年目の事でした。
私の友人、先輩、知人も不妊治療を行っている方が多かったですが、何年も何年も通っている方が多く、
「私も同じ悩みを抱えて不妊治療をしていたんです」と、口が裂けても言えるほどの期間ではありません。
ただ、その1年弱の間でも、毎月、子供が授かれなかった時の妻の落胆と、
それに対して良い言葉をかけてあげられない、自分の無力さは嫌というほど感じました。
実家に帰省した時に、親は孫を期待しているような話はしませんでしたが、
「養子という方法もある」
というニュアンスの話を母から聞いたりもました。
まだ、結婚2年目でしたので、そんなに慌てることもないんじゃない?と思われるもしれません。
ただ、当時の私は、持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、薬も効かなくなってしまって、2ヶ月くらいの入院。
透析のような治療方法をして、ようやく退院となった後だったから、余計に不安だったのかもしれません。
私も子供ができないのは、私の身体が整っていないせいだと思っていました。
妻と深く話はしませんでしたが、長男を授からなければ、2人とも養子を考えていたと思います。
そんなこともあり、私の行政書士での初活動は、赤ちゃん縁組をしている団体への挨拶でした。
赤ちゃん縁組の話はまたいつか。
そんな子供を授かる前のことを思い出すと、
「あれが子供を授かったきっかけだな」
と思えることがあります。
妻も同じことを言っています。
それは、とても精神的な話になるのですが、
「2人で、子供をなぜ授かりたいのか?を改めて話し合ったこと」です。
子供が授かれない時に私達夫婦は、
「どうやったら、子供を授かれるのか?」
はよく話し合っていました。
でも、当時の私達は、
「なぜ、子供を授かりたいのだろう?」
とは深く話し合っていませんでした。
言い訳するようですが、しょうがないですよね。
私の姉は私達が結婚した年に、3人目を出産していましたし、実家にいる時に
「不妊」という言葉は聞いたこともありませんでした。
妻も3人兄妹ですし、私達は結婚したら子供は授かるもんだと考えていました。
それが、中々授からないのですから、
「何で、私達は子供を授かれないのだろう?」
って思っていました。
そんな中で、耳に入ってくる虐待のニュース。
頭にきてしょうがありませんでした。
それが、赤ちゃん縁組の話にも通じるのですが。
まあ、この話はまた、置かせて頂きます。
そんな状況ですから、私達の中で
「授かるのは普通のことだ。なんで授かれないのだろう?なんでなんでなんで……」
という気持ちをずっと、反復させていたように思います。
だから、
「なんで授かれない?から、なんで授かりたいのだろう?」
と立ち返ったことがきっかけだったと、私達は思っています。
確か休日の午後だったと思います。
ふと、穏やかな気持ちで2人ともリビングで話していました。
「そもそも、なんで俺達子供が欲しいのかね?」
「……なんでやろ?」
そんな感じで話が始まったと記憶しています。
理由はいっぱい確かにあるんですけどね。
子供が好き。
結婚したら、子供がいる家庭を築きたいから。
2人くらいは欲しいな。
子供を育てたいな。
でも、そんな話をしている時に、2人ともふと気づいたんです。
「子供は自分達の人生の為に、必要だから欲しいのかな?
誰もが、人生の主人公は自分自身であって、
子供も、別に私達のために産まれてくるんじゃなくて、
自分自信のためにこの世に産まれてくるんじゃない?」って。
私なんか絶対にそうでした。
親に大変感謝していますけど、常に人生の主人公は自分で、
「親の為に、親の人生の為に必要だから産まれてきた」
なんて、全く思っていません。
なんか、敬老の日の翌日に悪い気が……
ただ、子供は授かりものという言葉が、とても腑に落ちました。
この話し合いをして、間もなく長男が妻に宿ったと記憶しています。
妻が嬉しそうに報告してくれた情景は今でも鮮明に覚えています。
だから、結婚されて、「今はまだいいけど、何年後くらいには子供も考えようかなあ」と話している知人がいたら、自分の経験から、この授かりものの話をしてしまいます。
私も妻もスピリチュアルな話が大好きです。
始めは、
「前世が分かる?スゲーっ」って感じでしたが、
スピリチュアル総合サイトや、シルバーバーチの霊訓など読み漁っていました。
超常的な話もありますが、自分には全てが矛盾なく腑に落ちたんですよね。
そんな、スピリチュアルな考え方では、
「今、自分に起きていることには必ず、意味がある」
「気づきがあって、その先に何かが変わる」
という感じです。
だから、私達はあの話し合いがきっかけであり、気づきであったと思っています。
もちろん、スピリチュアルで考えても、身体の準備が整う必要がありますから、不妊治療でお世話になった先生にも、感謝しております。
精神的な話で言うと、長男の同級生の不妊治療を長年していたママ友さんなどの話でも、同じようなことが多いです。
「もう、この先、夫婦2人で生きていくのも良いなと思ってたら妊娠した」
「子供を諦めて、犬を飼った途端に妊娠した」
というお話です。
「なんで授かりたいのだろう、なんて話し合いは散々している!」
などと不快な気持ちにさせてしまうかもしれないと思い、難しくはあるのですが、
私の周りの方で不妊治療を長年されている方には、
「あくまで自分達の場合だけど、こういった話し合いをしたのが、きっかけだったかなって思うんだよね~」
ってなるべく伝えるようにしています。
その話をして、実際に話し合って欲しいとか、そうした方がいいよなんて思いません。
夫婦の形はみなそれぞれですから。
ただ、その人の心に今までと違うものであればポツリと伝えて、良い方向に行けばなって気持ちで伝えています。
だって、子供を授かることを心から望んでいる人達だということが痛いほど分かりますから。
そして、偶然かもしれませんが、今まで伝えた方はその後、朗報を伺っています。
めちゃめちゃ嬉しいです。
叫ぶくらい嬉しいです。
みんな、僕が話したのは忘れているでしょうけど(笑)
それがいいです。
以前、別の仕事のお客様も、無事に産まれたと伺いました。
「もう、考えられる治療法は全てして、身体に副作用も出るんです~」と明るく話してくれる方でした。
スピリチュアルな話では、この世に産まれることを望んでいる魂は、数多くいるとのこと。
でも、この世に生きる人達の、精神的なものだったり、身体的なことだったりで、子供を授かれない場合が出てくるという話です。
だから、精神的な部分の話として、何かの気づきのきっかけで、
産まれてくることを望んでいる魂が宿ることを切に願います。
今回は長くなりました。
「起業・ビジネス」ジャンルで載せて、どうするんだって感じですが。
必要な人に必要なタイミングで、
目に留まれば良いなとの思いでアップします。
それが、ブログの良いところかな?
おいおい、ブログ開始1ヶ月くらいの人間が何を言っとる?
では、最後までご覧頂いて、本当に有難うございました。
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政木 健太
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