最後に経費削減のボーダーラインを考えて、今後に結びつけて行きたいと思います。
生産に関わる経費で抑えられる部分はどうでしょう。
親メダカの購入ですが、年間の世代回数を増やすことで削減できますね。
最初は10万円掛けて仕入れたとして、その年内に育った子を種親にすれば仕入れる必要はありませんので、年間では半減できることになります。
但し、半年後には商品価値が低いメダカになっている事もありますし、翌年には新しい品種に置き換わっている場合がほとんどですので、買い替える必要があります。
生産においては土地代が大きいですので削減したいものです。
棚を作って水槽を二段に積めば半分の面積で済むと言いたい所ですが、棚下への日照や出し入れのためのスペースを考えると、棚の間隔を開ける必要がありますので三割削減できれば良い方ですし、棚の購入代が減価償却費に乗っかってきます。また、棚上は水温の変化が大きいですし、棚下は夏に日が当たらないため管理が難しくなるのは否めません。
それでも、この2策で100万円あたり削減できるボーダーラインは5万円+2万円の7万円くらいでしょう。
一方、販売に関わる経費で抑えられる部分はどうでしょう。
発送する場合、一般的に袋を二重にして発泡箱へ入れます。
例えば、二重にする外袋を安価なビニール袋にするとか発泡箱をダンボール箱に変えるとかすれば少しは安くなりますし、さらに、箱も袋も一回り小さいものにすれば安く済ませられます。
頑張れば三割減くらいに出来そうです。
販売手数料や通信費などを見直していくのも削減できる要素ですが、契約の変更やシステムの移行など何かと手間が掛かることですので、削減効果と照らし合わせて考えないといけませんね。
販売に関しては、この2策で100万円あたり2万円+2万円の4万円程度の削減がボーダーラインでしょう。
宣伝や広告などの費用は固定的なものでもありませんので、削減するかどうかは常に考えています。
ネットを使った広告は、自分でどこまで出来るかで変わって来ますので、常に新しい情報を発信するように心掛けていくことで、かなり費用を抑えることができるでしょう。
何れにせよ、費用を削減する事はリスクを伴うものです。
スペース効率のために水槽を詰め込んでしまい、何かと手間が掛かって十分な世話が出来ずメダカを駄目にしてしまうような事故を起こしていれば意味がありませんし、夏に小さなダンボール箱に入れて発送して死着を起こせば結局は再送で余計に費用が掛かるばかりではなく、信用を失なう大損失にもなりかねません。
特に最近思うことは、送料削減の為でしょうか、小さな袋にメダカを詰め込んで送って来る所が増えていて、死着では無くても弱っていて、買った側が復帰に追われるようになってきている事です。
経費削減は削減効果もありますが、それによる影響を考慮して考えなければいけませんね。
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