ここからが本題です。
数年前までは、金を使って楽しむのが趣味で、一匹でも他人から金を受け取って譲ると、それは商売であると思っていました。
しかし、オークションサイトやフリマサイトが流行しメダカも多数出品される様になり、メダカを殖やして売る事を趣味としている方が多くいるのではないかと思う様になりました。
それならば、趣味と商売のボーダーラインは何処にあるのでしょう。
収入を得ているかどうかでしょうか。
と言う事で、100万円分のメダカを作るために幾らの費用が掛かるのかを考えてみます。
ここでは無加温の屋外飼育であるとして考えます。
費用として考えられるものは、仕入原価、経費、人件費、減価償却費の四つです。
まず、仕入原価ですが、親メダカの購入と餌代くらいでしょう。
親メダカは、三カ月から半年後に一匹千円で売れるメダカを作るのですから、一匹5,000円程度のメダカを使う必要があるでしょう。1ペアから500匹に殖やせるとして、五千匹作るためには10ペアが必要ですので10万円になります。
餌代は1カ月当たり1㎏で3,000円を使うとして、半年分で18,000円です。
経費ですが、借地代と水道料金、消耗品代くらいでしょう。
借地代は場所によって異なりますが、甲府周辺の雑種地ですと一坪千円程度として8坪では月8,000円ですから半年で48,000円掛かります。
水道料金は月2,000円として半年で12,000円です。
その他、ネットや薬品などの消耗品購入で10,000円くらい見ておきましょう。
人件費は自分一人ですので0円です。
減価償却費としては、水槽の購入と水道工事代、防獣と日よけのための防鳥ネットや遮光ネットの設置が必要です。
水槽50個を1個千円として50,000円、これを10年使うとして半年で2,500円です。
水道工事で30万円くらい掛かるでしょう。10年使うとして半年で15,000円です。
防獣と日よけのため支柱を立ててネットを張るのを自分でやったとして、材料代で20万円くらいは掛かるでしょう。10年使えるかどうかは分かりませんが、同様に考えれば半年分は10,000円になります。
さてさて、費用は幾らになるでしょう。
仕入原価=118,000円
経費=70,000円
人件費=0円
減価償却費=27,500円
トータルで、215,500円になりました。
つまり、百万円分を目指して作ったメダカで22万円以上を売上ると収入につながります。
この場合22万円が趣味と商売のボーダーラインと言えるのでしょうか?
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