もうすぐ母の日ですね。

私の両親は既に他界していますが、この頃になると いつも思うのです。

親不幸な息子だったのかもしれない。

・・・親孝行、したい時に親は無し。


私の母親は戦後の混乱の中で、若い頃に両親を亡くし、弟と二人きりで生き抜いて来たと聞いていました。

結婚して私が生まれた時、母は、私には幸せな人生を歩ませたいと願ったのに違いない。

私は、それに応えられたのでしょうか。

私は、その心に返す孝行ができたのでしょうか。


もう何十年も前になりますが、一度だけミニカーネーションの鉢植えを母に贈ったことがあります。

別に、花が嬉しいというわけでもないのでしょうけれど。

いつも好きなように生きている息子が、どんな形であれ振り向いてくれたことだったのでしょう。

母はその鉢植えを大切に大切に育てていました。

母の栽培が上手かったのか、カーネーションのほうから応えてくれたのか、その鉢植えは毎年ピンクの花を咲かせてくれました。

年々、花の数は減っていきましたけれど。

母は、その小さな花に何を感じていたのでしょう。


母の日を思う・・・。

長い人生の中で、僅かな思い出でしかないのですが、少しの時間でも思い起こして見ること、

いや、できるのなら、目の前にいる母に、私はあなたのおかげで幸せですと応えること、

言えないから、カーネーションの花に込めているのです。



カーネーション(赤)
はなさくデザラン 花束 カーネーション赤

(はなさくデザランは、一つ一つ手作りです。)


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