島人の眼 | 花咲宏基オフィシャルブログ「日に新た」Powered by Ameba

島人の眼

長らくブログの更新を怠ってきました。

現在、民間企業で汗を流し、その仕事で忙しく、ブログを更新する余裕がありませんでした。
時間的にも、精神的にも、入力画面に向き合うことはできませんでした。


ここ最近、ブログを更新しようかなという思いが生まれて来ました。


それは、民間の仕事で全国を廻らせていただいている中で、若い方々に、とりわけ、地方に住む、地方に移住する若い方々に、日本の未来を明るく照らしてくれるエネルギーを感じることができるようになったからです。


日本の人口減少は、世界の先進国が体験したことのない国の変化です。

明治維新後は、脱亜入欧。戦後も、西洋に追い付け追い越せで、日本は、目標とする国があり、その国の背中を追いかけて来ました。

目標がある時の日本は、モデルとなる国を研究し、参考となる施策を取り入れ、力を発揮しました。

時代は移り、日本は、世界に類を見ない急速な人口減少、少子高齢化が進む国となり、モデルの無い中で、国を維持していくことに迷走している感があります。


そして、東日本大震災の発災。

さらに、追い打ちをかける自然災害に、私は、復興に取り組みながらも、日本の将来に光を見出すことができない状況が続きました。


しかしながら、民間人に戻り、地方を歩いていると、人口減少、少子高齢化が深刻化している地方に、輝いている若い方々がいらっしゃる。また、東京にも、これから、地方に移住しようとする若い方々がいらっしゃる。

決して、「都落ち」ではなく、地方にこそ、豊かな人生があるとの確固たる思いの下、故郷に戻ったり、地方に移住する若者が増えています。


そして、彼らの価値観こそ、人口減少の日本を救う価値観かもしれないと考えています。


一方で、グローバル化した世界の中で、国際競争力を維持しないと、日本の豊かさを守れないのではないかという思いがあり、如何に整合性をとるのかという、思索にふけっています。


答えは、今は、ありませんが、このブログで、人口減少が加速する日本で、次の世代に、如何に日本を継承していくか、自分の思いや迷いを記していこうと思います。


タイトルは、「日に新た」から、「島人の眼」に変えます。


「島人」とは、広島県の向島で生まれた私は、今、日本の島々でいち早く起こっている人口減少社会に、島で生まれた人間として、正面から向き合いたいという思いと、そもそも、日本は島国で、日本人全員が「島人」であり、人口減少社会の日本を如何に持続可能な国に創り変えていくか、当事者として、皆さんと考えていきたいという思いからです。


「日に新た」の時のように、毎日は更新できませんが、発信したいことが生まれれば、書き記して行きたいと思います。


あらためまして、よろしくお願いします。


追記:このブログの記事のアップと「島人の眼」への変更にタイムラグがあることを、あらかじめ、ご了承ください。

また、サイトのリニューアルに当たり、ご協力をいただきました竹内さんはじめ皆さんに感謝申し上げます。


花咲宏基拝
info@hanasakihiroki.jp