第23回参議院選挙の結果
この度の参議院選挙、率直に言うと、予想通りの結果でした。
国民の皆さんの民主党への不信は、拭われていないし、これからも、厳しい状況は続きます。
その予想の中で、岡山県選挙区で、高井たかしさんには、日本の将来を託せる人材であり、自公政権が進める政策、とりわけ、アベノミクスの副作用や社会保障改革のチェックをしてもらうためにも、 議席を獲得していただきたかった。
溢れる情熱で出馬表明から投票箱が閉まるまで、死力を尽くした高井さんに敬意と感謝を申し上げたい。
高井さんを参議院に送り出せなかったことを、お詫び申し上げます。
民主党の大敗については、昨年の衆議院選挙大敗の際にも、ブログに書きましたが、“改革政党”としての色があせてしまったことが、要因です。
非自民の票を投じた方の思い(棄権された皆さんの思いも含め)は、自民党一党支配時代の腐敗を許せない、繰り返していけないという思いだと思います。
民主党は、そんな皆さんの思いの受け皿にならなかった。
また、与党を経験させていただいたことによって、民主党政権時代の“改革”は充分ではなかった、民主党には改革ができないという不信も引き摺っています。
あらためて、民主党が、“改革”を望む皆さんの受け皿になりえるのか。
私は、民主党を“改革”政党として生まれ変わらせるためには、“改革”をイメージさせることができるリーダーのもとで、党の再生を行うべきだと思います。
近年の国政選挙は、党首で選ぶという傾向が強くなっています。
この点でも、今回の大敗は、謙虚に受け止めなければならないと思います。
党内の中に、代表選挙を回避するような動きがありますが、現代表で党の再生に取り組むにしろ、代表選挙は行うべきだと思います。
国政選挙は、3年間無いので、じっくりと立て直しをするべしとの声もありますが、悠長な時間はないと思います。
下を向いて、うなだれている時間はありません。
党の再生について、発言権のない私は、現職の国会議員の皆さんの奮起を期待します。
花咲宏基拝