日本茶の話 | 花咲宏基オフィシャルブログ「日に新た」Powered by Ameba

日本茶の話

先日、日本茶の世界進出の番組を観ました。

その際、ドイツで販売されている日本茶が、「KEIKO」という商品名でした。


日本製だということを表すために、商品名に「子」を付けたのだと思います。
しかしながら、近年、「子」の入った名前の女性が減っていますので、日本製を表すと言うのであれば、少し、違和感を感じます。

参考に、2012年の命名ランキングは、以下の通りです。
1位.結衣

2位.陽菜

3位.結菜

4位.結愛、ひなた、心春

7位.心愛

8位.凛

9位.美桜、芽依、優奈、美結、心咲


上記のように、10位内に、「子」のつくお子さんはいません。
(ふりがながないと、読めない名前もあります。)


さて、緑茶、日本茶の話です。


日本の緑茶の輸出量は、2012(平成24)年に2351トンですが、実は、1891(明治24)年に2万1253トンで、生糸に次いで当時の日本の第2位の輸出商品でした。

さらに、現在は、2351トンですが、20年前は、257トンでしたので、この20年間で10倍になっています。
これら数字を見て、さらに、世界の日本食ブームを考えると、緑茶、日本茶の世界での潜在的な需要は、高いと考えられます。


番組の中で、伊藤園の営業マンの方が、アメリカの販売店で、「お~いお茶」を目立たせるために陳列を並び替えている映像が流れていましたが、日本の商品を世界に広げていくのも、やはり、地道な営業活動なんだと思います。


農林水産業の力だけでなく、お客様の要望にあった製品に作り上げ(加工し)、その製品は営業するという6次産業の力を高めなければなりません。

6次産業化に取り組む優秀な人材も必要だと感じています。


花咲宏基拝

hanasaki@hanasakihiroki.jp