大化の改新の年 | 花咲宏基オフィシャルブログ「日に新た」Powered by Ameba

大化の改新の年

『虫殺し(645年)大化の改新』


覚えましたよね。


大化の改新の年は、中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足が蘇我入鹿を暗殺し蘇我家を滅ぼした645年と教わっていました。


しかしながら、今は、その暗殺を、「乙巳の変」とし、翌年、孝徳天皇が改新の詔を発布し、政治改革を断行し、天皇親政を始めた年、646年を、「大化の改新」の年としているとのこと。

ちなみに、「大化」は、日本最初の元号です。


今は、「大化の改新」の年は、はどうやって、覚えているのでしょうか?

『虫殺しの翌年大化の改新』

発想の乏しい私には、646年の語呂が浮かびません。


話が飛びますが、中大兄皇子は、天智天皇となり、白江村の戦いの大敗北の後、唐・新羅の報復に備えて、大宰府に水城を作るなど、国の守りに努めました。また、白江村の戦いの敗因の一つに、豪族の連合軍ゆえに軍の統率がとれていなかったとの反省があり、中央集権国家の確立に努めました。


昭和天皇は、敗戦後、白江村の戦いに破れた後の天智天皇の国を守らなければならないという姿に、思いを寄せられていたとお聞きしています。


そんな大切な「大化の改新」の年が、変わっているんですね。

歴史の解明が進んで行くと、他の年号も変わっていくのでしょうか。


花咲宏基拝

hanasaki@hanasakihiroki.jp