斎場御嶽(せーふぁーうたき) | 花咲宏基オフィシャルブログ「日に新た」Powered by Ameba

斎場御嶽(せーふぁーうたき)

那覇空港に到着し、レンタカーを借りて、最初に向かったのは、「斎場御嶽」です。

「斎場御嶽」は、「せーふぁーうたき」と呼ばれている琉球最高の聖地です。


沖縄の知念半島にある斎場御嶽は琉球の始祖「アマミキヨ(琉球の国土創世神で女神)」が造ったとされています。琉球の最高神女であった聞得大君(きこえおおきみ)の就任の儀式はこの斎場御嶽で執り行われていました。


13時頃に斎場御嶽に着いてのですが、駐車場は満車。

多くの皆さんが足を運ばれていました。


斎場御嶽の入場口の展示物を読んでみると、女神に祈るなど、伊勢神宮と同じ空気を感じました。


そして、儀式を行った場所を拝するために歩かせていただきました。


その途中、砲弾でくぼみができていました。

沖縄の激戦を象徴するものです。


私は、そこで、激しく怒りが込み上げて来ました。

「聖地に砲弾を打ち込むなんて。」

本土の者からすれば伊勢神宮に砲弾を撃ち込まれたようなもので、沖縄の皆さんからすれば、アメリカに対する怒りは忘れられないだろうと思います。


私は、伊勢神宮に砲弾を打ち込んできた国があれば、その国への怒りは一生忘れません。


首里城にも足を運びました。

首里城は、沖縄戦で、焼け野原になりました。

本土の者からすれば皇居に砲弾を撃ち込まれ焼け野原にされたようなもので、アメリカに対する怒りは、首里城は再建されたとは言え、忘れられないだろうと思います。


私は、皇居を廃墟にするような攻撃を行う国があれば、その国への怒りは末代に語り継ぐと思います。


沖縄の皆さんの反米意識は、基地問題だけでなく、先の沖縄戦で沖縄を踏みにじったアメリカへの怒りが続いていることもあると思います。

そして、その戦いに巻き込んだ日本政府にも怒りを持ち続けるのだと思います。


沖縄の皆さんの怒りを本当に理解していたのか。

今日も、沖縄の皆さんの思いを、肌で感じたい。


花咲宏基拝

hanasaki@hanasakihiroki.jp