神道と日本人 | 花咲宏基オフィシャルブログ「日に新た」Powered by Ameba

神道と日本人

伊勢神宮、出雲大社、宇佐神宮と参拝させていただく中で、日本人の精神や生活に、神道がベースにあるということを、あらためて、感じます。

そして、あらためて、神道について勉強しなおさなければならないと考えています。


そこで、平成維新の会の時代に、机を並べさせていただいた「神道と日本人」の著者の山村明義さんに、神道、神社について、お話をお聞きしたいと考え、昨日、昼食を一緒にとらせていただきました。


最近は、直接の取材をせず、電話取材やインターネットで調べて記事を書く、ジャーナリストが多くなっている中で、山村さんは、200人以上の神社神職のもとに足を運ばれ、インタビューされ、「神道と日本人」を書かれました。


日々、神事を執り行っていらっしゃる神職の皆さんのお言葉は貴重なお話で、皆さんのお話を胸に刻んだ山村さんのお話も、言葉に重みを感じます。


「神道と日本人」で書かれている内容を、少しだけご紹介させていただきます。


▽▽ここから▽▽


 また、日本の技術力や農水産物は、ひとつのイメージに向かってものを誠心誠意努力してつくり、改善に改善を重ねて完成させる-という日本人が昔から神々の前でおこなっていた真摯な「手ぶり」の精神性のたまものだ。さらに、「もったいない」は、単なるモノに「霊性」を見て大切に扱う日本の精神性であり、「思いやり」や「おもてなし」は、相手を神と同列にみなして歓待する神道的な「立ち振る舞い」にほかならない。

 そして世界でもっとも古い歴史と伝統あるこの日本という国家は、いうまでもなく、宮中祭祀の続く天皇制度の下に、お互いが協力し合いながら築き上げた、日本の民族精神の結晶だ。


△△ここまで△△


現在、女性を中心に、パワースポットブームです。

山村さんは、男性の保守化よりも、女性の保守化の方が顕著だとお話をされていました。


失われた日本人の精神を取り戻さなければならないという思いは、本能的に、子どもを授かることができる女性の方があるのかもしれません。


本年は、伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮と出雲大社の60年ぶりの遷宮が行われます。同年に行われるのは、歴史上初めてのことだとのこと。


この年を、神道と日本人の精神について、あらためて考える年にしたい。


=ご紹介=


■「神道と日本人」(新潮社):山村明義著


花咲宏基オフィシャルブログ「日に新た」Powered by Ameba
↑山村明義さんが、200人以上の神職の方にインタビューした力作です。

 政治、ビジネスのリーダー、リーダーを志す人にはご一読いただきたい本です。


■SARUTAHIKO COFFEE

ものごとの最初に現れ、万事よい方へ、“おみちびき”になる猿田彦大神様から、店名をとった恵比寿にあるコーヒー店です。

伊勢神宮内宮に隣接する猿田彦神社のパンフレットも置いてありました。

こう説明すると、店主は、それなりに歳を重ねた方に思えるかもしれませんが、SARUTAHIKO COFFEEのスタッフの方は、皆さん、お若い方々です。


花咲宏基オフィシャルブログ「日に新た」Powered by Ameba
↑SARUTAHIKO COFFEEに頑張っていただき、猿田彦神社を広めていただきたい。


花咲宏基拝

hanasaki@hanasakihiroki.jp


(今月5月の「サライ」が特集を組んでいます。)