パワースポット
伊勢神宮にお参りをさせていただいたレポートをブログで掲載させていただきました。
そして、お伊勢参りされる皆さんの比率は、女性が高いことを書かせていただきました。
伊勢神宮は、パワースポットでは、日本で最強のスポットと言われています。
パワースポットにひかれて、多くの女性が、お参りに来られているようです。
一昨日、鞆の浦まで足を運び、仙酔島に渡りました。
仙酔島も、観光客の女性比率が非常に高かったです。
何故かというと、仙酔島を、パワースポットとして広報していることが影響していると思います。
仙酔島の南岸には、世界で55か所、日本では唯一と言われる「五色岩」が200Mに渡り隆起し、1億5千万年前からの地中エネルギーが満ち溢れているとのこと。
私が、中高生の頃、海水浴にも出かけていましたが、仙酔島が、不思議な力を持っているという話は、聞いたことはありませんでしたが、現在、パワースポットの島として有名になり始めているようです。
↑妊婦が寝ている姿に似ているとも言われている仙酔島。
宿泊施設も、広報に力を入れていて、その宿泊施設の名前が、「人生感が変わる宿 ここから」です。
その施設内のお土産コーナーに行ったのですが、いわゆるスピリチュアル系の食品や健康グッズが多く、癒し系施設を徹底していました。
宿泊プランも、癒し系プランとなっています。
こんなコンセプトで宿泊施設作りをするのかと思うと同時に、そのコンセプトが浸透し、女性客を惹きこんでいることに感心しました。
↑思い切ったネーミングだと思います。
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仙酔島のある鞆の浦は、坂本龍馬の海援隊の「いろは丸」が、鞆沖合で、紀州藩の「明光丸」と衝突した事件で有名で、沈没した「いろは丸」の潜水調査も行われ、遺物も多く引き上げられ、展示館もあり、龍馬ファンにとっては一度は足を運びたい街です。
また、宮崎駿監督が滞在して、「崖の上のポニョ」の構想を練った場所で、実際に、物語の中で出てくる風景や建物の多くに、鞆の浦の街を見ることができます。
↑そうすけが通っていた保育所のモデルと言われている元鞆平保育所。
現在は、閉園されていて、地域の皆さんのコミュニティスペースになっています。
↑「崖の上のポニョ」の風景に似ています。
仙酔島から。
こういった観光資源がありながら、パワースポットを前面に打ち出す広報は、胡散臭く感じられても構わないという思い切った広報で、感心します。
観光業の成功は、いかに女性客を取り込んでいくかに掛かると思いますが、そう言った意味では、関心を持ちました。
鞆の友人に、この試みの成果について聞いてみたい。
“パワースポット”、“癒し”は、観光促進においては、大切な要素とあらためて感じました。
花咲宏基拝