国対政治 | 花咲宏基オフィシャルブログ「日に新た」Powered by Ameba

国対政治

社会保障と税の一体改革の法案が、衆議院で通過しました。


しかしながら、衆議院議員定数削減の政治改革法案、行政改革を前進させる行政改革実行法案は、国会に提出していますが、まだ、審議ができていません。

審議入りをするように、多くの議員が執行部に足を運び尽力をしています。


審議入りが遅れるのは、国対政治に問題があるからです。


国会で審議する場合は、議院運営委員会で、法案を審議する委員会を定め、審議入りを決めます。原則は、与野党全会一致です。

与党が、採決によって審議入りを決めると、所謂、国会が不正常の状態になり、他の法案の審議を止めたり、審議入りを認めなくなります。

つまり、他の法案を人質にして、与党が進めたい政策を止めているのです。

ねじれ国会も問題ですが、国対政治も問題です。


国対政治は、国民の皆さんには、見えない問題です。


決められない政治。

国のガバナンスの問題を問われますが、この国対政治も、変えなければならない対象です。


(ちなみに、衆参の資産や、国会職員の改革も、この議院運営員会で多くは決まります。私も何度か足を運び、旧高輪議員宿舎の売却も、この委員会で決めていただきました。)


“毎日が行革!”

花咲宏基

hanasaki@hanasakihiroki.jp