賛成票を投じました
昨日は、社会保障と税の一体改革の衆議院本会議での採決がありました。
私は、賛成票を投じました。
昨年6月からの社会保障と税の一体改革の党内議論を通じ、また、多くの書物や資料を読んで、この通常国会で法案を通過させなければならないと自らの考えを固めました。
国民の皆さんに、ご負担をお願いする増税です。
重たい重たい法案。
考え抜いての決断です。
私は、議席を預からせていただいて、ひたすら、行政改革の仕事をして参りました。
平成22年には、9.9兆円。平成23年には、6.9兆円の財源を生み出してきました。
無駄削減、予算の組み替えで生み出して行くと目標に掲げた16.8兆円に届いていないことは、お詫び申し上げなければなりません。
これからも、行政改革は不断に行っていきます。
また、身を切る改革も充分ではありません。
国会議員の給与は、年間270万円の削減を実施しています。
議員定数の削減は、45名の削減を委員会で審議することになり、参議院での社保一体改革法案成立前に実現するために全力を尽くします。
一方で、行政改革、議員定数削減をこれからも行って参りますが、行革、政治改革を断行しても、社会保障に充てる財源を確保することができないことは正直に認めなければなりません。
社会保障は、今を生きている私たちが受けているサービスであり、その社会保障の財源が、半分が、子どもたちへの借金であることを認識しなければなりません。そして、子どもたちの未来への責任を果たすために、社会保障の財源を確保しなければなりません。
また、消費税増税分は、全て、国民の皆さんの生活を守る社会保障に使われることをご理解いただくために、これからも、説明して参ります。
本日は、行政改革を前に進めるために、新たな動きを始めたいと思います。
また、日本再生戦略(成長戦略)の具体的な中身についても、これからも、提言して参ります。
社会保障、税制、経済成長、政治、行政等全てを包括的に改革していかなければならないこの時代の役割を果たして行きたいと思います。
国民の皆さんにご負担をお願いする法案に、賛成票を投じた責任の重さを全身で感じ、活動して参ります。
“毎日が行革!”
花咲宏基